ウインズFCは前日に行われた予選リーグ最終戦でFCあきたに０－２で敗れ、２勝１敗でFグループ２位。勝点、得失点差ともにDグループ２位の塩釜FCと並び、抽選の結果、決勝トーナメント進出が決定。１回戦は前日敗れたFCあきたとの再戦となった。
　前後半を終え１－１。延長戦でも決着がつかず、PK戦へ突入。PK戦の末５－３で勝利し、ベスト４入りを果たした。

　予選リーグ２勝１分、Eグループ首位で決勝トーナメント進出を決めたリベロ津軽SCは優勝候補のモンテディオ山形ジュニアユース村山と対戦。
　前半を相手の１点リードで折り返すと、後半に追加点を奪われ、リードを２点に広げられる。しかし、その後２点を返し、２－２の同点で延長戦へ突入。
延長前半に勝ち越しゴールを奪われ、そのままタイムアップ。２－３と惜しくも敗れ、１回戦敗退となった。


決勝トーナメント１回戦結果

福島ユナイテッドFC　　１－２　　レノヴェンスオガサFC

モンテディオ山形ジュニアユース庄内　　１－０　　FCみやぎバルセロナ

モンテディオ山形ジュニアユース村山　　３－２（延長）　　リベロ津軽SC

FCあきた　　１－１（PK 3-5）　　ウインズFC


　準決勝は７月８日（土）、宮城県利府町みやぎ生協めぐみ野サッカー場で行われ、勝者は全国大会出場が決定。
　リベロ津軽SCは同日、同会場でインターシティカップEAST出場を懸けて、FCあきたと代表決定戦を戦う。


準決勝組み合わせ

第１試合　　レノヴェンスオガサFC　対　モンテディオ山形ジュニアユース庄内　　１３：００

第２試合　　モンテディオ山形ジュニアユース村山　対　ウインズFC　　１５：００

ウインズFC　監督　荒木地 卓思

■決勝トーナメント１回戦、FCあきた戦を振り返って
　昨日の予選リーグで敗れている相手で、守備の部分を改善して試合に臨みました。前線からプレスをかけてボールを蹴らせない。蹴らせたとしても質を落とす。そこをしっかり跳ね返して、セカンドボールを拾うところからやろうと選手たちには伝えました。
　先制点を取られて、いつもはそこからズルズルいってしまいますが、今日は踏ん張って同点に追いついたので、そこは成長した部分だと思います。
　相手としたら予選リーグで勝っている相手とトーナメントでまた戦うというのは、やりづらいと思いますし、自分たちとしたらやりやすい。組み合わせに恵まれた部分もありますけど、勝てたということは選手たちが成長している証拠だと思います。

■モンテディオ山形ジュニアユース村山との準決勝に向けて
　相手にビビらず、今日みたいな試合ができれば勝機は見えてくると思うので、勢いを持って戦いたいと思います。


ウインズFC　キャプテン　MF　７　齋藤 光

■決勝トーナメント１回戦、FCあきた戦を振り返って
　チームとして初めての決勝トーナメント進出、相手が昨日負けているFCあきたということで絶対勝ちたいと思っていた中での勝利だったので、まず、勝ててよかったです。
　自分たちのチャンスもあった中で、決めるところで決め切れない場面が多かったので、そこは改善していかないと、この先の試合は厳しいと思います。守備の部分でも失点を０に抑えることを目標にしっかり改善していきたいです。

■モンテディオ山形ジュニアユース村山との準決勝に向けて
　勝つことができれば全国大会出場が決まるので、チーム一丸となって戦いたいと思います。

　リベロ津軽SC　監督　下山 忍

■決勝トーナメント１回戦、モンテディオ山形ジュニアユース村山戦を振り返って
　相手にボールを持たれることは想定していたので、ボールをどう奪って、どうカウンターを仕掛けていくかということがテーマでした。その中でトップにボールが収まらず、カウンターの起点が作れませんでした。この試合に限らず、今大会はそこで苦しみました。
　相手の両サイドバックに対して積極的に仕掛けていこうと選手には伝えていたので、そこからチャンスは何回か作れたと思いますが、そこで決め切れるかどうか。前半にも１本、右サイドのクロスからゴール前で飛び込んで、触れば１点という場面がありましたけど、惜しいで終わっている。そこが弱いチームですね。
　守備時にもっと体を張って戦えるとか、ポゼッションの質を上げるとか、ベースの部分をもっと上げていかないと厳しいと感じました。

■来週行われる「インターシティカップEAST代表決定戦」に向けて
　やっぱり今日のような試合は県内ではなかなか経験できないですし、関東のレベルや競ったゲームをすることで選手たちも変わってくると思うので。
　高校生とたまに練習試合をしますけど、東北のトップのチームは高校生よりも厳しかったりもするので、そういうところをもっと経験してほしいです。そのためにも出場権は取りたいですね。


リベロ津軽SC　キャプテン　MF　１０　棟方 豪郎

■決勝トーナメント１回戦、モンテディオ山形ジュニアユース村山戦を振り返って
　序盤はペースが掴めなかったですが、途中からは相手のプレーにも慣れて自分たちの時間帯を作れて同点に追いつくことができました。延長戦ではちょっとした力の差が出たと思います。相手が上回る部分が多く、球際の強さやパス１つの精度、決定力など、細かい部分ですけど、そこの差が結果に出たと思います。

■来週行われる「インターシティカップEAST代表決定戦」に向けて
　今日、負けてしまいましたが、気持ちを切り替えること。来週１週間、チーム全員でしっかり調整して、決定戦に向けて準備していきたいです。




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