1種(社会人)
ヴァンラーレ八戸、1stステージチャンピオンのHONDA FCに勝利!首位に浮上 【JFL 2ndステージ第4節】
2017年07月30日
7月30日(日)に行われたJFL 2ndステージ第4節、ヴァンラーレ八戸は1stステージで0-5と大敗を喫しているHONDA FCをホームに迎えての試合。
試合開始からショートパスを主体に攻め込むHONDA FCが主導権を握る中、ヴァンラーレは中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛ける展開に。
前半37分、ヴァンラーレは相手陣内の左サイドの位置で直接FKを獲得すると、MF㉙金久保彩が蹴ったボールをゴール前でDF⑭金井隆太が頭で合わせ、先制に成功する。
直後の39分には、ショートカウンターからMF⑧高見啓太が相手PA内ドリブルで仕掛けると、相手ディフェンダーに倒されPKの判定。これを自ら決め、ヴァンラーレが2点をリードして前半を折り返す。
後半も前半同様、HONDA FCが主導権を握り押し込まれながらも、粘り強い守備からカウンターを繰り出すヴァンラーレ。
その後もお互いにチャンスを作るもののスコアはこのまま動かず、2-0でヴァンラーレ八戸が勝利。勝点を10に伸ばし、首位に浮上した。
試合後の記者会見
監督 柱谷 哲二
■試合を振り返って
90分を通して(ボールを)持たれる時間はありましたが、それはわかったうえだったので、90分しっかり戦えたと思います。我々としては狙い通りの戦いができて、勝点3を取れたこと。1stステージチャンピオンチームに対してしっかりサッカーができたこと。それは素晴らしかったと思います。それに対して選手たちを褒めたいと思います。
またしっかり整えて、天皇杯、残り25分ですけど、ジャイアントキリングを狙って進みたいと思います。
■狙い通りの戦いとは?
相手の良さを消して、我々の良さを出す。彼らのショートパスや高い技術を封じ込めるためには、コンパクトにしなきゃいけない。その中で勝つためには点を取らなきゃいけない。その辺のバランスは考えました。
■今日の試合で見えた課題は?
最後のところでクリアミスとか、個人的なレベルの低いミスがまだあるので、それを直していきたい。カウンターのチャンスが何回もあった中で、3点目を奪い切れなかった。そういう部分はまだまだだと思います。
やっぱり3点目を取ってとどめを刺さないと。1stステージでは我々が5点ぶち込まれているので、その辺はやっぱり差があると思います。キツイ中でも正確なプレーができるように、それを心掛けて今後やっていきたいと思います。
■天皇杯、名古屋グランパスとの0-1のスコアから25分という試合。どんな試合をイメージしていますか?
1点を取って延長戦に持ち込んで、長くサッカーができるように。PK戦まで持っていけたら最高です(笑)。やっぱり長くサッカーをやりたいです。
J1に近いレベルの名古屋さんが相手で、我々にとって本当に良い経験になります。甲府戦(2回戦)があって、名古屋の試合があったからこそ今があると思っています。そういうものを大事にしているので、1点を取って延長戦に持ち込めればと思っています。