1種(社会人)
海上自衛隊八戸サッカー部が挑んだ 【第53回全国社会人サッカー選手権大会 東北予選会】
2017年08月03日
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取材、文、写真:中嶋朋大
7月29日、七戸総合運動公園サッカー場でバンディッツいわきと対戦した海上自衛隊八戸サッカー部(以後:海自八戸)。
試合開始直後はロングパスを多用しサイドを広く使うバンディッツのペースで進んだが、前半10分過ぎの波状攻撃を凌いだ海自八戸はその後、攻勢に転じた。
17分、海自八戸は⑦MF天内佑輝が2列目から飛び出し、GKとの一対一を冷静に決めて先制点をあげた。
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20分、天内のパスを受けた㉓FW工藤良太がシュートまで持ち込むが、枠を捉えられず不発に終わる。
33分、㉗MF犹守健斗が相手DFの裏に抜け出し、折り返したパスを⑧MF澤口和史がダイレクトでシュートするがゴールマウスに直撃しチャンスを逃した。
その後、点数は動かず、1-0で海自八戸がリードしたまま前半終了となった。
後半5分、海自八戸は相手DFのパスをカットした工藤がそのままシュートを決めて2点差とした。
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その後、15分まで膠着状態が続いたが、バンディッツは㉚DF金澤がオーバラップからGKとの一対一を決めて2-1とした。
20分、海自八戸は相手ゴール前でパスを回しリズムを作ると、天内と工藤のコンビネーションから最後は犹守が決めて3-1と再び2点差とした。
27分、バンディッツは海自八戸DFのクリアミスを見逃さず、⑤DF島津のセンタリングを㉗MF佐々木がダイレクトで決めて3-2とした。
その直後、海自八戸は天内が左サイドで粘ってセンタリングを上げると犹守がダイレクトで決めて4-2とした。
35分、バンディッツは佐々木のシュートがゴールマウスに当たって跳ね返ったところを、⑬DF西牧がダイビングヘッドで決めて4-3と1点差に迫ったが、残り時間を逃げ切った海自八戸が薄氷の勝利を収めた。
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試合後コメント
柏崎修司キャプテン
東北一部のチームが相手なので、チャレンジャーの気持ちで臨もうと全員で話していました。常にリードはしていましたが、引き離してもすぐに点を決められる展開でプレッシャーは感じていました。前半に決定機を2回も外すと、今日みたいな厳しいゲームになるので、チャンスをしっかりと決められるように修正したいと思います。若手にとっては初めての東北一部との試合だったので、球際の厳しさやボディコンタクトの激しさなど、経験できて良かったと思います。
櫻井宙平監督
相手が強いことは分かっていたので、楽しもうと話してゲームに臨みました。⑦MF天内佑輝、⑧MF澤口和史、?MF犹守健斗の3人が中盤で繋いで、ゴール前に抜けるという練習通りのことができたことが勝利の要因だったと思います。失点についてはカウンター狙いでサイドバックが上がったところを狙われたのかなと思っています。攻撃については決めるところをしっかり決めてもらわないと厳しい試合になります。1つでも多く勝って、上のチームと対戦して新しい世界を見てみたいと思っているので、次戦も全力で戦いと思います。
続く、2回戦では東北リーグ1部の首位にいるコバルトーレ女川と対戦し、0-7で敗戦。海自八戸の挑戦はここで終わった。
大会結果
東北第一代表 いわきFC
東北第二代表 富士クラブ2003
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