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U-18日本代表候補合宿に青森山田からはFW中村駿太とMF郷家友太の2人が選出
2017年09月07日
9月4日〜6日の3日間、大阪で行われたU-18日本代表候補合宿。今年11月に控えたU-20W杯のアジア一次予選となる、AFCU-19選手権予選(モンゴル)に向けて、重要な強化合宿となった今回、青森山田からはFW中村駿太とMF郷家友太の2人が選出された。
中村は今回のメンバーの中で唯一、前の代の代表で2016年AFCU-19選手権(バーレーン)を経験。今年、柏レイソルU-18から青森山田に転入してからは、代表から遠ざかっていたが、ここで復帰する形となった。郷家は昨年のU-18日本代表立ち上げ時から、コンスタントに選ばれ続け、主軸候補の一人。それぞれ経緯は違うが、青森山田を代表して、一予選メンバーに入るべく、大阪の地で目一杯のアピールに努めた。
合宿2日目と3日目に紅白戦が組まれたが、そこで存在感を示したのは中村の方だった。
「今回の合宿はたったの3日間。短い時間で自分をアピールするためには周りとコミュニケーションを取って、自分を理解してもらい、試合では積極的に動いてボールを引き出すことを意識した」と語ったように、キレのある動きとワンタッチプレー、そして積極的にゴールを狙う姿勢を随所に見せた。2日目の紅白戦の3本目には、ドリブルで高校ナンバーワンCBの呼び声が高い生駒仁(鹿児島城西)をぶち抜いて、強烈なミドルシュート。これはバーを直撃したが、躍動感溢れるプレーは影山雅永監督への好アピールとなった。
一方で郷家は2日目の紅白戦はパッとしなかったが、3日目の紅白戦でようやくらしさを見せた。2日間とも中村とは別チームで、3日目の紅白戦では右MFに入った中村に対し、郷家は左MFに。時折マッチアップをしながら、お互いの良さを出し合うと、2本目にMF杉浦文哉(名古屋グランパスU-18)のスルーパスに抜け出した郷家が、冷静にGKの逆を突くシュートを決め、1−0の勝利に貢献をした。
「サイドハーフという普段はやらないポジションで、ボールを受けるタイミングなど、最初は困りながらプレーしていました。でも、紅白戦を重ねて行くうちに徐々になれて来て、タイミングやポジショニングの感覚が掴めて、ゴールに迫るシーンを増やすことが出来た」と語ったように、最初はなれないポジションに戸惑ったが、郷家の高いサッカーセンスがその適応力を発揮させ、最終日には格好のアピールに繋がった。
充実した3日間を送ることが出来た2人は、敵味方分かれてのマッチアップを存分に楽しめたようだった。
「駿太はやっぱりシュートまで持って行く力が全国トップクラスだなと改めて思った」(郷家)。
「サイドハーフを最初は凄くやりづらそうだったけど、最後は順応していた。さすがだなと思ったし、ボールを失わないプレーは頼もしかった」(中村)。
この3日間で掴んだ手応えを、青森山田での活躍に結びつけ、その勢いを持ってAFCU-19選手権予選メンバーに選ばれるように。一回り大きくなった彼らの更なる躍動に期待をしたい。
取材 安藤隆人