1種(社会人)
JFLセカンドステージ第15節 ラインメール青森vsヴェルスパ大分
2017年11月14日
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11月12日(日)、青森県総合運動公園陸上競技場を会場に行われた、JFLセカンドステージ第15節。この試合はセカンドリーグ最終戦で、DF③河端和哉のJFL100試合出場記念試合となった。
試合前にセレモニーが行われ、普段キャプテンマークを巻くMF⑪村瀬勇太の代わりに、③河端がキャプテンマークを腕に巻いた。
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前節にHondaFCに0-1で敗戦してしまい、優勝の可能性がなくなったラインメール。この試合にかけるモチベーションについて不安が残ったが、試合が始まるをその不安は一瞬でなくなった。
ラインメール青森のキックオフで始まった試合は、開始早々に、FW㉔秋吉泰佑がドリブルで仕掛け、相手ペナルティエリア付近、ゴール正面の位置でファウルをもらい、絶好の位置でフリーキックを得る。しかし、直接狙った⑭村瀬のキックは壁に当たりゴールは奪えなかった。
その後、ラインメールは攻撃の手を緩めず、長い時間相手ゴールに迫る。そして、前半14分。左サイドを突破したMF⑪小幡純平がボールを⑭村瀬に渡すとゴール前にクロスを上げる。このボールに反応したのは㉔秋吉。ヘディングでボールを逸らし気味にゴールに放り込んだ。
この得点でさらに試合を優位に進めるラインメール。⑭村瀬を中心に、左右のサイドからヴェルスパ大分のDF陣を翻弄し、ゴールに迫る場面が多くなる。
しかし、前半26分。ミスからヴェルスパ大分にボールを奪われると、左サイドを突破されてクロスを上げられる。そしてこのボールにヘディングで合わせられてしまい失点。同点となってしまった。
それでもラインメールは攻撃の手を緩めず、FW⑨中筋誠のポストプレー、FW⑱中村太一、㉔秋吉のドリブル突破、⑪小幡とMF⑩奥山泰裕の両サイドからのクロスなど、様々なバリエーションでゴールを狙いに行く。
そして、前半44分。
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㉔秋吉が右サイドからカットインした切れ込むと、相手DF3人をかわしてペナルティエリアに侵入すると、相手センターバックの選手がたまらずファウルをしてしまいPKを獲得。これを⑱中村が落ち着いて決めて2-1となったところで前半が終了した。
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後半に入っても、ラインメールの攻撃の時間が長く3点目を狙いに行く。しかし、試合は2-1で終了。追加点こそ奪えなかったが、後半はヴェルスパ大分のシュートを1本に抑える完ぺきな守備を見せて、最終戦を勝利で飾り、③河端選手の100試合記念に花を添えた。
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