1種(社会人)
ブランデュー弘前がラインメール青森に1-0の勝利。ヴァンラーレ八戸が待つ決勝へ〈天皇杯青森県予選 準決勝〉
2019年04月21日
4月21日(日)、八戸市多賀多目的運動場人工芝球技場を会場に天皇杯青森県予選となる第72回青森県サッカー選手権大会の準決勝が行われた。
この日が大会初戦となる前回大会優勝のラインメール青森と準々決勝の八戸学院大学戦を5-3で勝利したブランデュー弘前の一戦は、MF⑩小田桐龍也のゴールで先制したブランデュー弘前がそのまま逃げ切り1-0の勝利。ヴァンラーレ八戸が待つ決勝の舞台に駒を進めた。
試合開始から主導権を握ったのはラインメール青森。ダブルボランチの一角を務めるMF㉑小栗和也を中心にボールを保持しながら相手ゴールに迫る。
前半8分、小栗が相手GKの位置を見て放った意表を突いたロングシュートはクロスバーを直撃。続く10分には、左サイドのパスワークから最後はFW⑨瀧谷亮が右足でゴールを狙うもこれは枠を外れる。その後も両サイドの攻撃からチャンスを作るもののゴールを奪うことができない。
対するブランデュー弘前は、集中した守備で相手の時間を凌ぐと、ボールホルダーに対する素早いプレスからセカンドボールを回収し、徐々に自分たちのマイボールの時間を増やす。
すると前半ロスタイム、MF㉔浅利航大のスルーパスに左サイドを抜け出したMF⑧沼倉幸哉がダイレクトでグラウンダーのクロスを入れると、ファーから走り込んだMF⑩小田桐龍也が右足でゴールを決め、ブランデュー弘前が先制に成功する。
ブランデュー弘前の1点リードで迎えた後半は、ラインメール青森がボールを保持する時間を増やす中、安定した守備を見せるブランデュー弘前がショートカウンターから決定機を作る。
後半14分、DF⑤宮下航輔がGKと1対1を迎えループシュートでゴールを狙うが、これはラインメール青森GK㊶野坂浩亮に阻まれる。後半36分には右サイドのクロスをゴール前フリーの浅利がダイレクトで合わせるがこれは枠を捉えることができない。
ラインメール青森は後半途中にFW⑨瀧谷亮に代えてFW㉗新田裕平、FW㉖浜田幸織に代えてFW㉚萬代宏樹を投入するが、最後までゴールを奪うことができずタイムアップ。
1-0でブランデュー弘前が勝利し、2年連続となる決勝進出を決めた。
勝利したブランデュー弘前 内藤就行監督は「この前の試合(準々決勝 八戸学院大学戦)の反省点として、サッカーうんぬんより試合の入り方やそこまでの準備をテーマに挙げてやってきました。その部分では集中して試合に入ることができて、選手たちが積極的にプレーしてくれたので、非常に良い試合になったと思います」と試合を振り返り「全員がハードワークをして1点を取って守り切る、そういう部分を90分通して全員ができた。それが勝因になったと思いますし、サポーターの方たちも遠いところ来て頂いて応援して頂いたので、そこが力になって勝てたと思います」とこの試合の勝因を挙げた。
ヴァンラーレ八戸との決勝戦に向けては「自分たちは失うものは無いですし、チャレンジャーとして思い切ってできるので、勝てるように良い準備をしたいと思っています」と意気込みを語った。
ゴールという結果でチームを勝利に導いたMF⑩小田桐龍也は、決勝戦に向けて「今日と変わらずやることは一緒なので、格上のヴァンラーレ八戸に対しても全力で取り組み、この大会で優勝できるように頑張りたいです」と優勝を目標に掲げ、チーム初となる天皇杯への出場を狙う。
.
■第72回青森県サッカー選手権大会 決勝戦
5月12日(日)
ダイハツスタジアム
13:00 KICK OFF
ブランデュー弘前FC vs ヴァンラーレ八戸FC
4月25日発売の「AOMORI GOAL vol.57」では、ラインメール青森FCとブランデュー弘前FCの選手名鑑を掲載しています。また、選手のインタビューもありますので、ぜひご覧ください。
★青森ゴールは青森県内の書店、スポーツ店、ユニバース全店で購入できます。
県外にお住まいの方やバックナンバーをお求めの方は、青森ゴールHPから購入できますのでぜひご覧ください。
→
http://www.aomori-goal.com/buy/★デジタルマガジン/クレジット決済をご希望の方は、こちらから購入してください。
雑誌のオンライン書店「富士山マガジンサービス」
http://www.fujisan.co.jp/product/1281691519/★最新号の青森ゴールVOL.57(紙媒体/デジタルマガジン)の内容はこちらからご覧になれます。
⇒
https://aomori-goal.com/nowonsale/★デジタルマガジン
「AOMORI GOAL」デジタルマガジンは、雑誌では載せきれなかった写真をフォトギャラリーとして掲載しています。ぜひお買い求めください!