1種(社会人)
JFL第6節 ラインメール青森vsHonda FC
2019年04月28日
4月27日(土)、満開の桜に囲まれた青森県総合運動公園陸上競技場。ラインメール青森は8位・Honda FCをホームに迎え、JFL第6節を戦った。
4月に入ってからというもの、先週行われたNHK杯準決勝を含めて3連敗と、苦しい状況が続くラインメール。連敗を脱すべく臨んだホームでの一戦だったが、前半10分という早い時間帯で先制点を奪われる。シュート1本にとどまった前半に対し、後半は反撃に転じ相手ゴールに迫る場面も増えたが、最後までゴールネットを揺らすことはできず、0-1のまま試合終了。順位も一つ下げ、12位となった。
次節は5月4日(土)13時より、ユアテックスタジアムにて現在2位のソニー仙台と対戦する。
また、J3参入を目指すラインメール青森にとっては今後順位を上げ4位以内に入ることと同様に、ホームゲームでの1試合平均入場者数2000人以上という条件も大きな課題となっているが、今節の入場者数は目標を下回る268人にとどまった。厳しい状況ではあるが、下を向いている暇はない。次節、アウェイで連敗を脱して復調のきっかけを掴み、続く第8節、5月19日(日)に開催される今季3度目のホームゲームでの、ホーム初勝利と入場者数の増加に何としてもつなげたいところだ。
望月達也監督
前半の入り方では、当然Hondaさんのレベルもプレッシャーも分かっている分だけ、特に自分たちがボールを持ってる時にすごく怖がっている感じが見えて、結局そのプレッシャーを外せない中でのミスをちょっと引っ掛けられ始めたというのが、前半なかなか自分たちのリズムを掴めなかった大きな要因だと思います。前半悪くても0-0で進めていくというのがひとつのゲームプランだったのが、前半10分にちょっとした隙というか、人がいる中で完全にボールが抜けてきて失点してしまったという。それが選手の中ではすごく重くのしかかった前半だったと思います。
(ハーフタイムでは)自分たちがもっとプレッシャーをかけなければいけないし、怖がらずにボールを動かさなければいけない。そのために攻撃守備どちらも、切り替えの早さは要求はしました。
後半、少し自分たちでボールを拾える態勢が増えたことと、多少Hondaさんのプレッシャーも少しずつ緩んだ所もあったと思いますが、後半くらいのゲームをスタートからやらないとなかなかトップのレベルとは互角に戦えないなと思いました。現実的に、決定機があったのに決められなかったらそれは勝点にはつながらないです。ボールを動かすことを怖がらずに自信を持ってやれと言うのは簡単ですが、実際練習の中でそれがちゃんとできて初めてゲームにつながるので、練習で改善するしかないのかなと思います。後半は前半よりも改善された部分もありますし、サイドで少し起点を作れた所はありますが、最後点を取るところの精度は当然上げていかなければいけないし、もう少しゴールを取るというパワーが必要かなとは思います。
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