2種(高校生)
高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第8節 青森山田高校vs鹿島アントラーズユース
2019年06月30日
9年目の高円宮杯U-18プレミアリーグでここまで無敗、首位を独走する青森山田高校は6月30日(日)、ホームで7位・鹿島アントラーズユースと対戦した。
37分、来季浦和レッズ加入内定が発表されたMF⑩武田英寿がPKを冷静に決め、青森山田が先制。1-0でリードし後半に入ると、63分には交代出場のFW⑨田中翔太が追加点を決め、さらに83分にはこの日2点目となる武田のゴールで3-0と点差を広げる。守備陣もゴールを隠す守備を徹底し鹿島の反撃を許さず、終了間際の93分にはMF⑥古宿理久のゴールで突き放し、青森山田が4-0で勝利した。
FW No.9 田中 翔太
「今日の試合では自分はサブで入りましたが、サブとしての仕事をしっかりできて良かったです。チームで最後まで相手にチャンスを作らせないで守り切れたというのが本当に良かったと思います。
(自分の得点の場面は)ヒデ(武田英寿)からいいスルーパスが来て、二回相手を抜いて、並行かシュートか迷いましたが、そこは自分で打とうと決めて。決めることができて良かったです」
MF No.10 武田 英寿
「相手が鹿島ということで、去年も優勝を争う厳しい戦いの中で2引き分けで、ここ最近勝てていないという話をされていました。監督もこの試合に懸ける思いが強かったですし、選手たちもそれを見て絶対勝つぞという気持ちで臨みました。
(自分の得点の場面は)1点目は、一発で決めていたらもっと良かったのですが、相手がハンドで止めたということで、しっかりPKも落ち着いて決めることができました。2点目は、要求していた所に安斎(颯馬)がきれいに落としてくれて、そこでしっかりトラップでコントロールして振り抜いたという感じです」
MF No.6 古宿 理久
「自分たちはまず守備から入ることを意識していました。あまり相手にチャンスを作られずに前半を乗り切って、前半で1点取れたのはだいぶ大きかったと思います。後半は相手が結構前から来て、押し込まれる状況が多かったですが、ディフェンスを中心に守り切って、自分たちのチャンスは少なくても1本中の1本を決めることができたので、そこが大差の要因だったのかなと思います。
(自分の得点の場面は)自分はプレスに行って、奪われるかなと思いましたが、ヒデが頑張ってくれて、カウンターになった瞬間に自分が行くしかないと思い、最後の力を振り絞って走りました」