2種(高校生)
高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第10節 青森山田高校vs流通経済大学付属柏高校
2019年07月16日
7月13日(土)、青森山田高校グラウンドで高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第10節が行われた。
リーグ前半戦9試合を終え、無敗で首位を独走する青森山田高校と6位・流通経済大学付属柏高校。今年1月の全国高校選手権決勝での対戦もまだ記憶に新しいところだが、新チームに生まれ変わり初の対戦となった4月のプレミアリーグ開幕戦でも青森山田が2-0で勝利している。
この日、13時キックオフのプレミアリーグの前にはプリンスリーグ東北の試合が行われたため、「アップの時間帯や雰囲気がいつもと違い、すごく難しい入りになったので、試合前の円陣の時に『全員でもう一回ちゃんと締めて入ろう』と話をしました」と、主将のMF➉武田英寿。通常とは異なる状況でもチーム全員で意思統一を図りこの一戦に臨んだ青森山田は、立ち上がりの相手の速攻を封じると、9分に得たPKを武田が確実に決めて先制する。
そのわずか2分後にも武田が追加点を挙げ、22分には武田のフリーキックからMF⑦松木玖生が頭で合わせ前半だけで3-0と突き放した。
前半は相手のシュートを0に抑えた青森山田だったが、後半開始早々の47分に1点を返されると、後半は相手の決定機も増え互角の展開に。それでも最後まで攻め続ける姿勢を崩さず、リードを守り切り3-1で勝利した青森山田。2位・柏レイソルU-18が敗れたため勝点差は7に広がった。プレミアリーグはここで一旦中断期間に入り、チームは6連勝と好調を維持しながら沖縄で開催されるインターハイへと乗り込む。
MF No.10 武田英寿キャプテン
-今日2得点でした
「チームで共通してやってきたトリックプレーが上手くはまり、しっかりシュートまでいけて、相手のハンドを誘うことができました。2点目も、うまく(古宿)理久がカウンターの所で3対1の状況を作ってくれて、そこで自分も相手より前に早く走れたというのが良かったと思いますし、来たボールをしっかり左足に置き決めることができて良かったです」
-プレミアリーグは一旦中断し、この後はインターハイとなります
「今日の後半だけで見たら0-1で負けていますし、そういう部分をもう一回チーム全員でインターハイ優勝に向けて気を引き締めて合わせていけたらいいと思います」
-ここまで無敗で首位に立っている要因は何だと思いますか?
「チーム全員で勝ちに向かって体を張って守るところや、全員で攻め上がるところ、味方を鼓舞するところなどもチーム全員でやってくれているというのが一番かなと思います」