1種(社会人)
JFL第27節 ラインメール青森FC vs ソニー仙台FC
2019年11月11日
11月10日(日)、ラインメール青森にとって今季のホーム最終戦となるJFL第27節が新青森県総合運動公園球技場にて行われた。
現在11位のラインメール青森に対する2位のソニー仙台FCは、青森県ゆかりの選手も多い。
かつてヴァンラーレ八戸に3年間在籍したMF⑧菅井慎也(写真前列中央)が先発しフル出場。青森山田高校出身のFW⑪丹代爽弥(青森市出身)とMF⑲菅原啓佑もベンチ入りし、丹代は58分から交代出場した。
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前半11分、MF㉘菊岡拓朗のコーナーキックに合わせてゴール前に飛び込んでいったDF⑰廣瀬智行のヘディングシュートが突き刺さり、ラインメール青森が先制。前半はこのまま1-0でリードして折り返す。
相手に攻め込まれる時間帯が続く中でも守備陣が奮闘しピンチをしのぎ続けたが、62分に失点。その後、途中出場のFW㉓田中康平が右サイドから鋭く切り込みクロスを上げるなど、ゴールに迫る場面も見られたが、勝ち越しは叶わずそのまま1-1でタイムアップ。上位チームを相手に勝点1を得るも、ホーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。
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試合後にはホーム最終戦セレモニーが行われた。榊美樹社長の挨拶に続き、望月達也監督、選手を代表して髙橋寛太主将が今季を振り返り、応援への感謝と今後に向けての意気込みを語った。
望月達也監督
「本日は寒い中、たくさんの方に来ていただいて感謝しています。いつもありがとうございます。この場を借りて日頃私たちの活動を支えて頂いているスポンサーの方々、サポーター・ファンの方々、それから日頃特にホームゲームを陰で支えて下さるボランティアの方々、本当に選手それからクラブを含めて感謝をしております。本当にありがとうございました。今オーナーが言ったように本当に今シーズン、自分たちで少しゲームを支配できる時間は昨年よりも増えてきましたけども、大事な場面でまだまだ自分たちのミスで、そのせめぎあいのゲームを取れないということが本当にたくさんありました。本当にそういう意味でまだまだ自分たちは未熟さを感じているシーズンです。結果の責任は私自身にあるので、選手に対しては、残りアウェイ3試合になりますけど、引き続き温かい応援を送っていただきたいと思います。今の時点で私の口からは来シーズンという言葉はまだ言えません。残りの3試合も自分たちにとってはすごく大事なゲームなので、とにかく一つひとつ、勝ちに行くという姿勢は失わず、最後まで戦い抜きたいと思います。残り3試合も応援をよろしくお願いします。ありがとうございました」
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DF④髙橋寛太主将
「今日も寒い中熱い応援本当にありがとうございます。今年一年、たくさんの人に支えられてホーム戦最後まで戦うことができました。クラブは今年ライセンスを取得して、それは普段裏方で頑張っているフロントスタッフのおかげであって、本当にたくさんの人に応援してもらっているということを実感しています。応援して下さる人たちの期待に応えるのは自分たち選手の責任だと思っています。来年こそはその責任を果たして、来年のこのセレモニーで、下のスタジアム(※新青森県総合運動公園陸上競技場「カクヒログループ アスレチックスタジアム」)で、みんなでJリーグ昇格を祝えるようにこれからも頑張ります。そのためにも残り3試合全力で臨んでいきますので、引き続き熱い応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
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