4種(小学生)
「五戸のサッカーの灯を消さないために」五戸すずかけSCが29年ぶりの優勝〈第53回青森県U-12サッカー大会〉
2021年06月20日
6月19日(土)、七戸運動公園サッカー場にて「第53回青森県U-12サッカー大会」の決勝戦が行われ、五戸すずかけサッカークラブ(以後:SC)が29年ぶり7回目の優勝を飾った。
6月12日に行われた1回戦、五戸すずかけSCはラインメール青森FCに6-0の大勝を飾ると、2回戦ではAC弘前に6-4、続く3回戦はACZに3-2と勝利し、最終日に駒を進めた。
準決勝、昨季の新人戦優勝の青森FCとの試合では、互いに素早い攻守の切り替えと球際での激しい攻防から膠着状態が続いたが、後半3分のMF瀬越裕心のゴールが決勝点となり、1-0で競り勝ち決勝戦へ。
青森福田SSSとの決勝では、スコアレスで折り返した後半開始早々に先制点を奪われるが、後半12分に瀬越、同15分にMF三浦大和と立て続けにゴールを奪い逆転勝利。優勝候補との対戦が続いた厳しいトーナメントを勝ち抜き、優勝を勝ち取った。
少子化の影響により来年2022年での閉校が決まった五戸高校。ベガルタ仙台で指揮を執る手倉森誠監督をはじめ、多くのサッカー選手を輩出してきたサッカー部が昨年で廃部になったこともあり、このタイミングでクラブチーム化に向け準備を進めていた五戸すずかけSC。
スポーツ少年団として活動していた「五戸すずかけSS」をジュニアチームに、ジュニアユースとユースチームをそれぞれ新設。五戸町以外からも選手を募集し、ジュニアからユース世代まで一貫した指導を目指すクラブチームとして、今季新たなスタートを切ったのだった。
そんな中で、今大会の優勝。ジュニアチームの監督を務める鳥谷部光貴監督は「『五戸のサッカーの灯を消さないために』という思いからクラブチームとしてスタートしました。その初年度に29年ぶりに優勝できたことはよかったです。今日は、五戸の多くの方が応援に駆けつけてくれたので、そういう方たちの前で、こういう結果を見せられたことは嬉しいです」と笑みを浮かべた。
まさに「五戸のサッカーの灯を消さないために」という思いを示した29年ぶりの優勝。
五戸の新たな歴史を刻む五戸すずかけSCの挑戦は、まだはじまったばかり。今後のさらなる活躍に期待が懸かる。
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