2種(高校生)
首位独走の青森山田高校、ホームで連勝<高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第10節>
2021年11月01日
10月31日(日)、青森山田高校はホームに浦和レッドダイヤモンズユースを迎え、高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第10節を戦った。
(※9月5日に開催予定だった試合の延期分)
前回、今季開幕戦での対戦時は青森山田が4-0で圧勝。今回も青森山田が優勢に試合を進める展開となり、前後半合わせて15本のシュートを打ち込むも、浦和の堅守に阻まれゴールネットを揺らすことができないまま時間が過ぎていく。それでもゴールへの執念を見せる青森山田は81分、MF⑪藤森颯太のCKからDF③多久島良紀が押し込み、ついに先制に成功。この1点を守り切り、1-0で勝利した。
前日に2位・清水エスパルスユースが勝利し勝点差3に迫っていたが、青森山田はこの勝利で勝点差を再び6に広げ、首位をキープした。
「昨日エスパルスも勝ってプレッシャーもあったんですけど、本当にほっとしました」
そう試合を振り返ったDF③多久島良紀。2年生でただ一人のレギュラーが殊勲の決勝点を挙げた。
「なかなか点が入らなかったんですけど、ああいう形で、自分が気持ちで押し込んだ感じで決めて、本当にほっとしています。(自分がゴールを決めて)やっぱり最高でしたし、前半自分が決められるところで外してしまって、その分も入っていたのかなと思います。最後は自分たちの方が勝ちたいという気持ちが強かったんじゃないかなと思います」
前回のホーム戦でプレミアリーグ初得点を挙げたDF②大戸太陽は、この試合でも右サイドで攻守に躍動。
「前は絶対1点取ると分かっていました。守備が0でいければ1-0でも勝ちは勝ちなので、まず守り切ることから入りました。自分の長所は攻撃参加なので、攻守にわたって今日はハードワークできたかなと思います」
プレミアリーグはここで中断期間に入り、青森山田は全国高校選手権青森県大会に照準を合わせる。
「選手権は本当に何があるか分からない。その中でも自分たちは圧倒しなければならないですし、しっかり準備していきたいと思います」と意気込みを語った多久島。まずは11月3日、初戦となる準決勝に全力で臨む。
チームを支える両サイドバック、大戸選手と多久島選手については12月25日発売の青森ゴールvol.73にてさらに詳しく掲載予定ですので、どうぞお楽しみに!
また、現在発売中の青森ゴールvol.72では、リーグ前半戦で共に4得点を挙げたツートップのFW⑨名須川真光選手と⑰渡邊星来選手に注目しています。
16年ぶり2度目の優勝を果たしたインターハイを振り返っての特集、MF⑩松木玖生選手の来季FC東京加入内定記事も掲載していますので、ぜひご覧ください!