2種(高校生)
青森山田高校、ホーム最終戦で惜敗<高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第16節>
2021年11月21日
11月21日(日)、青森山田高校にとって今季のホーム最終戦である高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第16節は、勝点31で並ぶ2位・清水エスパルスユースとの首位攻防戦となった。
青森山田は、今季右サイドバックでレギュラーを務めていたDF②大戸太陽が負傷により無念の戦線離脱。イレブンは仲間の思いと共にこの大一番に臨んだ。
ここまで青森山田は3連勝中、清水エスパルスユースは4連勝中と、好調な両チームの対戦は首位決戦にふさわしい白熱した試合展開となった。互いに譲らず0-0のまま後半に突入すると、清水エスパルスユースはリーグ得点ランキングトップのFW⑨千葉寛汰が69分、86分と、チャンスを確実にものにして2点を奪う。攻め続ける青森山田は前後半合わせて14本ものシュートを放つも、最後までネットを揺らすことはできず0-2でタイムアップ。この結果、清水エスパルスユースが暫定ながら首位の座を奪取。2試合少ない青森山田は2位となった。
「すべてにおいてエスパルスの方が上だった」と、悔しさを滲ませながら試合を振り返ったMF⑩松木玖生。
負傷者続出という苦しい状況の中、突き付けられた決定力という課題。無念の今季2敗目となったが、立ち止まってはいられない。リーグは残り3試合(第17・18節と延期分1試合)、逆転優勝、二冠目達成に向けて負けられない試合が続く。
「負けは負けなので、しっかり今日負けたことについて改善していかないといけない。(負傷者が出て)代わって入ってきたメンバーももちろん頑張っているので、それはいいプラスの材料として、自分たちがもっと強くなるように自分から発信していきたいです」と話し、キャプテンは前を向いた。