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2種(高校生)

青森山田高校、ホームで勝利し連敗脱出!<高円宮杯U-18プレミアリーグEAS第9節>

2022年05月29日
5月28日(土)、青森山田高校グラウンドで高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第9節が行われ、青森山田高校は流通経済大学付属柏高校と対戦した。
開幕3連勝と好調なスタートを切った青森山田だったが、その後は5連敗で現在暫定順位は7位。対する流経柏も7試合を消化して1勝3分4敗、ここ5試合は白星から遠ざかっており、共に苦しい状況の中で注目の高体連対決を迎えた。
青森山田が優位に試合を進めながらもスコアレスのまま前半を終えると、57分、待望の先制点が生まれる。MF⑯芝田玲のFKに頭で合わせたのはDF㉒小泉佳絃。その後も青森山田は攻撃の手を緩めることなく追加点を狙い、終盤に失点してしまう試合が多かった守備陣もこの日は最後まで集中力を保ち続けた。
1点差の接戦を落とし続けていた青森山田だったが、この試合は1-0で完封勝利。6試合ぶりにようやく掴んだ勝利に、終了の笛が鳴ると同時にピッチ上の選手たちも応援の仲間たちも感情を爆発させ、グラウンドは歓喜に包まれた。
第7節までフル出場の守備の要・DF④三橋春希が第8節で退場処分を受け、出場停止となったこの試合。センターバックの一角に起用されたのはDF⑬山本虎。DF㉒小泉佳絃との2年生コンビでフル出場し、完封勝利に貢献した。
ゲームキャプテンを務めるFW⑩小湊絆とのツートップに抜擢されたのは、今季初先発のFW⑱津島巧。小湊の4本に次ぐ3本のシュートを放ち、76分までプレー。
DF No.2 渡邊来依
「西脇(虎太郎)と二人で、今日は失点0で抑えようと話していたので良かったです。ハーフタイムには、前が決めてくれることを信じて、後ろはこのまま最後まで0で、という話をしていました。3連勝してからの5連敗は精神的にもきつかったので、本当に今日の一戦は勝てて嬉しかったです」
DF No.3 西脇虎太郎
「無失点で勝てて嬉しいです。(ここ5試合)ずっと先制されて苦しい試合が続いていて、自分が出てからずっと負けていたので、今日はしっかり絶対失点0で抑えようと、来依と試合前から二人で話をしていました。自分のプレーについては良かった点もありましたが、自分としてはまだまだ。これからインターハイやプレミアで勝っていくにはまだまだ全然足りないと思うので、これからどんどん自分の実力も上げて、チームとして勝っていけるように頑張っていきたいです」


この勝利で勝点3を得た青森山田は暫定順位を5位に上げた。
プレミアリーグはインターハイ予選のため中断期間に入り、青森山田の次節は約1か月後の6月26日(日)、アウェイで横浜F・マリノスユースと対戦する。
青森ゴール本誌では、青森山田高校のプレミアリーグでの戦いを毎号連載でお届けしています。
現在発売中の青森ゴールvol.75では、第1・2節の模様を掲載。7月1日発売予定の次号vol.76では、両サイドバックの渡邊来依選手と西脇虎太郎選手のインタビューを掲載予定ですので、どうぞお楽しみに!

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