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2種(高校生)

第1回U-18青森ユースサッカーフェスティバル 全国の強豪校に挑んだ八戸学院光星高校

2022年08月22日
8月12日から15日にかけて、全国の強豪チームが青森市に集い開催されたU-18青森ユースサッカーフェスティバル。青森県からは青森山田高校、青森山田2nd、そして八戸学院光星高校が参加した。
大会三日目、八戸学院光星を率いる畑中孝太監督はここまでの戦いを振り返り、このように語った。
「うちのチームはもともと力がないので、全部チャレンジャー精神で思いきり戦わせてもらっています。やはり全国の強豪はチャンスをものにする力が本当に凄まじいなという印象で、我々は精いっぱいやるだけという状況ですが、それでも本当に勝てていない。選手は精いっぱいやったと思います」
試合と試合の合間にも、積極的にトレーニングマッチを組み込んでいた光星。これには、選手たちになるべく多くの試合を経験してもらいたいという監督の思いがあった。
「これほどのチームとここでやれるというのは、(このような機会でなければ)絶対考えられないことです。勝敗というよりも、鍛えてもらおうということで、何本も練習試合を入れてもらっています。言葉よりも体験、肌で感じたことが一番力になると思うので」

帝京長岡(新潟県)、瀬戸内(広島県)、旭川実業(北海道)と同じグループDに入った光星は、0勝3敗でグループ4位となり、順位決定トーナメントへ。大会3日目は9-16位決定戦で矢板中央(栃木県)、13-16位決定戦で鹿児島実業(鹿児島県)と対戦し、いずれも敗れている。それでもチームは全国の強豪との実戦を通じて、多くの学びを得た。
「サッカーはゴールを奪ってゴールを守るというスポーツなので、強いチームは本当にシンプルなんですね。そんなにパスの本数をかけず、まずはゴールを目指す。そしてそれを早くチャンスにして、時間をかけないでゴールまでボールを運んでいく。守備では相手の思うようにやらせないように、取られた瞬間に切り替えてボールを回収するという、速さの部分を選手たちは一番痛感しているかと思います」

この大会に参加して、「本当に貴重な機会でした。黒田先生をはじめ青森山田高校、中学校のスタッフの方々にこのように(大会運営を)やっていただいて、本当に感謝したいです」と話していた畑中監督。全国レベルを体感して得たものを、秋からの県リーグ後期、選手権、新人戦へとつなげていく。


キャプテン DF 谷川 凌虎 前所属:八戸第一中学校
「もう圧倒的に、レベルの差を感じています。(全国のチームは)キックが全部正確で、勢いが違います。パスの質からスピードから、何もかもが違っていて、ついていくので精一杯です」
この大会で全国の強豪チームと対戦した率直な感想を、そう言葉にした谷川凌虎。特に印象に残ったチームについて聞くと、「帝京長岡ですね。パスというかビルドアップもうまいですが、特に取られたあとの守備が速くて全員が連動しているので、パスを繋げなかったです」と話してくれた。

「チームとして差を感じたので、練習の質から変えていかないといけないなと思っています。全国のチームは、挨拶や返事といった日常生活からもう違っている。そういうところも、チームが一つとなってやっていかないといけないなと感じました。個人としては、自分は身長が低いので、体格が大きい相手にも負けないようにスピードやフィジカルをもっと上げていきたいです。あとはキャプテンなので、苦しい時もチームを鼓舞し続けられるような選手になりたいです」
最終的に最下位となり、全国との差を痛感した光星。それでもキャプテンは下を向くことなく、この大会で様々な強豪校と真剣勝負ができたことに目を輝かせていた。
「めっちゃいい刺激をもらってます!(こういった経験を)1年生の時からやりたかったです」
9月からは県リーグの後期、そして10月には選手権県大会が控える。かつては毎年のように県大会決勝に進出していた光星だが、近年は系列校である八戸学院野辺地西の後塵を拝し続けている。
「野西にはもう何年も負け続けているので、この代でひっくり返したいです」
今年こそは、と意気込むキャプテン。ライバル打倒を実現させるためにも、この大会での経験を今後の成長につなげたい。

「攻撃の時にどんどん追い越してクロスを上げるのが自分のストロングポイントだと思っています」と話すサイドバック。高校サッカーに打ち込める日々も残り数か月、最後まで「全力を出し切ってやりたい」と強く誓う。


■第1回U-18青森ユースサッカーフェスティバル 全試合結果
https://aomori.oneall2013.co.jp/cup/202208u18/


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