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東北女子サッカーリーグが開幕!八戸学院大はマイナビ仙台レディースユースとの初陣に挑む

2023年04月11日
今年も東北女子サッカーリーグトップリーグが4月8日開幕した。東北のトップレベルの高校年代・大学年代の女子チームが戦うリーグ戦で、青森県からは八戸学院大が参入している。八戸学院大の開幕戦は4月9日、宮城県仙台市のマイナビベガルタ仙台泉パークタウンサッカー場で、マイナビ仙台レディースユースと対戦した。
 
 マイナビ仙台レディースユース(以下マイナビ仙台)は創設5年目のWEリーグクラブのアカデミー。昨季は夏の日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)と冬のJFA全日本U-18女子サッカー選手権大会で共にベスト8進出を果たした強豪で、今季はU-16日本女子代表経験を持つ選手も加入。青森県出身のMF浅坂真桜(高校2年、ヴァンラーレ八戸FC U-15出身)も在籍している(この試合はベンチ入りしたが出場無し)。
 試合は前半、相手にボールを支配される苦しい展開となる。それでも八戸学院大はDF早坂瑠菜(大学2年、尚志高出身)を中心に粘り強い守りを見せた。しかし21分マイナビ仙台MF佐藤にいな(高校3年、マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース出身)にスルーパスを通され、既にWEリーグ公式戦ベンチ入りを果たしているMF遠藤ゆめ(高校3年、マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース出身)にゴールを許す。さらに36分、マイナビ仙台遠藤に遠目からループシュートを決められ、前半を0-2で終えた。
 
 しかし後半八戸学院大は反撃に転じた。キャプテンDF橘朱音(大学4年、大谷室蘭高出身)がスピードに乗ったドリブル突破を再三見せ、FW及川桃(大学3年、北海道文教大明清高出身)も積極的にシュートを放った。そして63分及川のコーナーキックからファーサイドでゴールを決めたのがMF伊藤真緒(大学2年、尚志高出身)。1点差に詰め寄った。その後も決定機をつくったが、あと一歩で決めきれない。試合終盤の90+2分にはマイナビ仙台遠藤のクロスからMF渡部心(高校3年、会津サントスFCジュニアユース出身)にヘディングシュートを決められ、1-3で開幕戦を落とした。
 
 前半は苦しい戦いだったが、後半は食らいついて主導権を握り返す時間帯もつくり、決定機をつくった。今後も東北の強豪チーム相手に粘り強く全力で戦っていく。
(コメント)
小川啓示監督
 開幕戦というところもあったので、みんな緊張感がある中で、90分通してしっかり全員戦ってくれたと思います。失点したシーンを振り返れば、昨年から同じような形で取られているので、そこは反省して、次節に向けてまた準備していきたいと思います。
――後半は決定機をつくれて、ゴールも奪えましたが、どんな修正をかけましたか。
 前半のところでマークの受け渡しをするべきなのか、ボールを受けに行った選手に対してついて行くべきなのかがちぐはぐだったので、選手たちとも、やっぱりそこはついて行くべきじゃないのかという話をしました。選手たちもいろいろ考えて修正して後半に臨んでくれたと思います。
――あと一歩で追いつけそうな場面もありましたが。
 点数取れそうな場面はありましたが、シュートが少なかったり綺麗にやろうとしたりというところがあったので、次はシュートが増えるようにやっていきたいと思います。
――今季からホーム&アウェイとなるこのリーグ戦をどう戦っていきたいですか。
 正直ホーム&アウェイで難しい部分もあるのですが、大学のリーグ戦やインカレで勝つことを目的にしているので、このリーグでも勝ちを積み重ねて優勝目指しながら、チームの総力を上げていけば良いと思います。
――今年のチームの特長は。
 明るく元気にみんなトレーニングも試合もやってくれますし、スタートしてまだ日は経っていませんが、選手たちは本当に一生懸命やってくれています。
キャプテンDF 2 橘朱音(4年)
 今日開幕ということで、まだ(試合)経験も少なかったのですが、防げた失点があったので、これからのシーズンに向けて改善していきたいです。
――前半は相手にボールを持たれる場面もありましたが、後半攻撃を仕掛けられたのは。
 攻撃で孤立していることが多かったので、全員で攻める意識を持って取られてもすぐ取り返せました。良い流れができて、それに乗って攻めることができたと思います。1点取れてそこから逆転に持ち込んでいきたかったのですが、まだうまくいかないことの方が多くて、すごく悔しいです。
――今後の目標は。
 東北(リーグ)で1位、インカレで1勝することです。
――個人として今後どんなプレーを見せたいですか。
 自分の持ち味はスピードで、スペースに飛び出して生かしてもらうことが多かったのですが、キャプテンという立場なので、周りの後輩たちがやりやすいようなプレーをしていきたいですし、周りを生かしながらやっていきたいですね。
MF 18 伊藤真緒(2年)
 前半は相手に(ゲームを)つくられていて、きつい状況だったのですが、後半は改善して攻撃もできたのは良かったです。
――ゴールを振り返って。
 コーナーキックの時、後ろにボールが流れることが多いので、それを狙ってシュートを打ちました。
――このリーグ戦での目標は。
 まずは残留して上位を狙っていけるように頑張りたいです。
――個人として今後どんなプレーを見せたいですか。
 今日も外したところがあったので、ちゃんと決めきれるように頑張りたいです。
攻守でハードワークしたMF細川暖彩(2年)
前線で奮闘したFW及川桃(3年)
ゴール前で必死の守りを見せたGK小林ちひろ(4年)

第2節 4月16日(日) 会場:八戸学院大学グラウンド キックオフ:14:30
対戦相手:聖和学園高校(宮城県)

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