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2種(高校生)

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第11節 青森山田高校、待望の今季ホーム初勝利!

2024年07月10日
7月7日(日)、青森山田高校はホームに柏レイソルU-18を迎え、高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第11節を戦った。
前半43分、MF⑧別府育真のゴールで青森山田が先制に成功。1点リードで折り返すと、後半は耐える時間が続いた。試合終了間際には、相手が放ったミドルシュートがポストに当たり、はね返ったところを押し込まれてあわや同点かという場面も。しかしこれはオフサイドの判定が下り、1-0のまま試合終了。虎の子の1点を死守した青森山田は、ついに今季のホーム戦初勝利を手にした。
今季ホーム戦6試合目にして得た待望の白星。正木昌宣監督はこの勝利に、「今はたぶん内容よりも、彼らにとって一番欲しいのは勝利という自信だったので、インターハイ前にこれを取り戻すかどうかというのは本当に大事なことでした。内容とか、もっとやらなければいけないことというのはこれから改善できることで、自信というものだけは勝利でしか植えつけられなかったかなと思うので、本当に大きい勝利で。終わった後の涙がみんな、物語っていましたね。スタッフも若干、涙を流してるっぽいのが一人二人いたので」と笑顔を見せた。
昨年11月のホーム最終戦から、実に約8か月ぶりとなる「We are green」。歓喜の大合唱が青森山田グラウンドに響き渡った。
今季のチームで唯一開幕からフル出場を続けているのが、センターバックの④伊藤柊だ。
無失点でのホーム初勝利に安堵しているかと思いきや、終了間際にあわや失点という場面があっただけに「結果的には勝ちましたけど、全然まだまだ。引き分けの試合だったと思います」と厳しい表情。
「自分たちはまずシュートを打たせない、ということでやっているので、そこで打たせてしまったというのは、全然やることができていなかったということ。最後の最後で詰めの甘さが出てしまったと思います」
「みんなで勝利を分かち合えたのは良かったんですが、前日にコーチから思いっきり、喝というか、指摘された部分がチーム全体でありました。チームのことを考えず、個人のことしか考えていないという雰囲気がチームにあって、そういう部分が出てきてしまっていたので、インターハイ前に気付けて良かったと思っています」

追い求めるセンターバック像はサンフレッチェ広島のDF佐々木翔選手。自分と同じく170㎝台の身長ながら強豪チームでバックラインの軸として戦う姿を見て、プレーの参考にしているという。

今後に向けて、「まずインターハイで優勝して、そのあとフェスティバルとかもあると思いますが、そこでも色々なチームと対戦してしっかりと手応えを掴みたい。夏、暑くなって苦しい時にもやれるというのを見せて、チームとしても個人としても結果を残したいです。そのあと再開するプレミアリーグを意識して、連勝を続けられるように」とディフェンスリーダーは意気込みを語った。


第7節以来のスタメン抜擢となったMF㉑浅野瑠唯は、FW⑲石川大也とツートップを組み前線から積極的にボールを追った。
ついに掴んだホーム初勝利に「きつかったですけど、やっぱりめちゃくちゃうれしかったです!」と笑顔を見せるも、「今節は23番の川口遼己が怪我をしてしまったというところで自分が抜擢されて、チャンスというのも感じましたし、遼己のためにも絶対勝たなければいけない試合だと思って臨みました。守備の時間帯が多くなるなかで、守備は前からはめて良かったんですけど、フォワードとして、点を決めるという部分ではまだまだ足りない部分が多く残ったなと感じています」と課題も口にする。

そんな浅野が追いつき、追い越したいと願う選手は、昨年度のエースで選手権得点王に輝いた米谷壮史(東海大1年)。
「ずっと見ていて仲良くさせてもらっていました。いろいろなことを吸収させてもらって、今年は越えたいと思っていましたが、なかなかうまく結果が出ていない状況が続いています。それでも、個人の結果は出ていなくてもチームのために貢献できたらと思って毎試合毎試合臨んでいます」

「まずはインターハイで1冠を取れるように」と意気込む浅野。ホーム初勝利で得た自信をインターハイに繋げたい青森山田は、7月27日、旭川実業(北海道第1代表)との1回戦に挑む。


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伊藤選手と浅野選手、そしてこの試合で決勝点を挙げた別府選手のインタビューは8月25日発売予定のAOMORI GOAL VOL.89でも掲載予定です。

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