1種(社会人)
<JFL CUP 第7節>ラインメール青森、東グループ1位で優勝決定戦へ!
2026年05月19日
東グループ1位のラインメール青森は5月17日(日)、ホームのカクヒログループアスレチックスタジアムに5位のブリオベッカ浦安・市川を迎え、JFL CUP第7節を戦った。
前半を0-0で折り返すと、53分にセットプレーから頭で合わせたのは今季初先発のFW33妹尾直哉。今季加入してから負傷により苦しい時間を過ごしてきた妹尾の、復活の狼煙となる初得点でラインメールが先制する。
89分には途中出場のMF22朴勇志が追加点を挙げ、これをしっかりと守り切ったラインメールが2-0で勝利した。
試合終了後は、選手・スタッフが全員揃ってJFL CUP最終戦のセレモニーが行われ、榊美樹代表取締役社長、原崎政人監督、選手を代表してDF3遠藤元一キャプテンが挨拶。
半年前、2025シーズンのホーム最終戦セレモニーでは、悔し涙で声を詰まらせた遠藤キャプテン。この日は「昨日の夜から何をしゃべろうか考えていたんですけど、今、監督が全てしゃべってしまった」と笑い、会場を沸かせた。
「今日の結果をもって東地区で1位になって優勝決定戦に進むことになりましたが、今シーズン始まってから僕たちの目標は、このJFLカップで優勝することと、次始まる26-27シーズンのJFLリーグで優勝して、Jリーグに昇格する、この二つです。この結果に満足することなく、またいい準備をして、残り2試合しっかり勝って、JFLカップ優勝というタイトルを持って皆さんと一緒に喜び合いたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」
「進化した背番号13に また君のチャントを歌いたい」「俺たちは何度だって 背番号20と共に立ち上がる」
負傷のため戦線離脱が発表されたFW13有田光希とMF20平尾泰雅へ、スタジアムに掲げられたサポーターからの熱いメッセージ。
サポーターに向けて感謝を伝え、復帰を誓った二人。
「有田!」「タイガ!」待っているぞ、と二人の名を呼ぶサポーターの声がカクスタに鳴り響いた。
この試合の前日、首位のラインメールを勝点3差で追う2位のアスルクラロ沼津が敗れたため、最終節の結果を待たずしてラインメールの東グループ1位勝ち抜けが決定。それでも「このホーム最終戦でしっかり勝って1位で突破する、という強い思いを持って今日このスタジアムに来た」という原崎監督。
西グループ1位の沖縄SVと対戦するプレーオフラウンドに向け、「このグループリーグを1位で突破したというのは素晴らしいことで、これはひとえに選手が必死に頑張ってやってくれた結果だと思っています。ただやはり2位で終わっては意味がなくなってしまうので、残り2試合を全力で勝ちにいき、優勝という形でしっかり一番上に立つ。最高の準備をしてこの2試合を戦っていきたい」と意気込みを語った。
勝点23、14得点3失点という数字は東グループはもちろん全体を見ても突出しており、90分間での敗戦が1試合もないのもラインメールのみ。この7試合を振り返り、指揮官は「去年の我々の戦い方を考えると、得点がどうしても少なく、失点も最初は非常に少なかったものの最後に自分たちで崩れて少しずつ増えてしまったというところが反省点でした。我々が求めている、得点を取って失点を少なくというものが数字として残ったということは、選手がそれをやってくれたということ。彼らの成長がこの大会を通じて見られたということが非常に良かったかなと思います」と、選手たちの奮闘を称えた。
ヴァンラーレ八戸で3年間プレーし、今季からラインメールに加入した妹尾直哉。同じ県内でも八戸市とは違う青森市の環境に驚きながらも「雪が大変でびっくりしましたけど、雪かきで鍛えられる」と前向きに捉えている。
「野心と覚悟を持ってここに来た」と加入時にコメントした妹尾だったが、後半途中から出場した前節まではベンチ入りすらできず、ここまで苦しい時間を過ごしてきた。
「国立での開幕戦でプレーできるのを楽しみにしてキャンプにも取り組めた部分があったので、けがをしてしまったのは本当に、自分の中で『ああ、やってしまった』という後悔がありました。けがをしてからはもう一回、自分に何が足りないのか、自分の体と向き合う時間になったので、苦しんだぶん、今日こういう形で点が取れて、やっぱり日々の行いというものは大事なんだなと実感しました」
ラインメールの掲げる攻撃的なサッカーが自分に合っていると話す妹尾。プレーオフラウンドに向けても、「自分は攻撃に特徴のある選手なので、違いを見せるプレーであったり、得点を取るというところは常に意識したい」と意気込んだ。
JFL CUPプレーオフラウンド優勝決定戦はホーム&アウェイ方式で行われ、第1戦は5月31日(日)むつ運動公園陸競技場にて13時キックオフ。第2戦は年6月7日(日)14時より、沖縄市コザ運動公園陸上競技場で開催される。
JFLの頂点を目指し、北と南の両雄が熱い戦いの火花を散らす。
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