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2種(高校生)

<高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第11節>青森山田高校、リーグ前半戦を逆転勝利で締めくくり5位浮上

2026年06月30日
6月28日(日)、青森山田高校は東京ヴェルディユースをホームに迎え、高円宮杯U-18プレミアリーグEASTの前期最終戦となる第11節を戦った。
ここまで10試合を終え、5勝1分4敗で6位の青森山田高校。立ち上がりから積極的に仕掛けていくが、開始6分、先制点を相手に奪われてしまう。
しかし、前節も先制されながらその後3点を取り返し逆転勝利をおさめている青森山田はたくましかった。まずは36分、FW⑨原田幸のゴールで同点に追いつく。
そのわずか2分後、原田が打ったシュートのこぼれ球をMF㉔藤原優人が頭で押し込み、青森山田が逆転に成功。
2-1とリードして迎えた後半、66分に失点。同点の状況でその後PKを与えてしまい、残り時間も少なくなってくるなか絶対絶命のピンチが訪れる。
この場面で奮起したのが青森山田の守護神、GK①ジョアオ・トニオル。冷静に相手の蹴る方向を読み、みごとPKを阻止。これで青森山田が息を吹き返す。
88分、途中出場のFW⑰小池晴斗のシュートがゴールネットを揺らし、逆転に成功。3-2で勝利した青森山田は勝点3を得て5位に浮上した。

正木昌宣監督は試合後、「前回流経に勝って、ここできちっとヴェルディに勝ち切れば自信を持ってインターハイにも行けますし、リーグ後半戦に向けても優勝争いにまだまだ食い込んでいける。この展開で勝てたというのは、チームにとって相当プラスになりました」と振り返った。

首位の流通経済大学付属柏高校を破った前節に続いての逆転勝利。リーグはこれで3連勝、その間に昨年は悔し涙を流した県高校総体でも王座奪還を果たし、チームは今勢いに乗っている。
「もちろん失点ゼロでいきたいですし、先制してほしいですが、今は攻撃というところに選手たちもかなり自信を持っていて、1点であれば盛り返せるかなというのはあります。前回の流経戦の逆転勝利というのは、彼らの自信になっている。欲を言えば失点しないで3-0くらいで勝つのが理想ですけど、この攻撃力とメンタリティー、苦しい時に動じないでやれるようになってきたのはプラスかなと思います」
前節に続き、同点弾を決めたFW原田幸。計4得点を挙げ、MF⑦石井珂那汰と並んでチームのトップスコアラーとなった。「(ここまでリーグ戦では)1試合で1点だけなので、インターハイやリーグ後期では1試合2点以上取ることを目標にしています」と話す。目指すはインターハイ得点王だ。


「今日はインターハイ前ラストの試合なので、みんなで勝つことだけを意識して試合に臨みました」と話した、MF藤原優人。
自身の得点シーンについて、「前節もそうやって泥臭く1点取れたので、ずっと狙っていました」と振り返った藤原。
これで計3点目、「常にゴールは意識していて、自分がつぶれて味方が得点する、そういうプレーも意識してやっています。まだまだ優勝を狙えますし、個人としても得点ランキングに入っていくことを意識して頑張っていきたいです」と意欲を見せる。


途中出場の最長身FW、小池晴斗のプレミア初ゴールが決勝点となった。
「自分は高さを生かしたプレーが得意なので、まずは競り合いから勝つのは当たり前として、守備から攻撃に繋げられるように意識してプレーしました。ゴールはオフザボールでほとんど決まると自分は思っているので、クロッサーとの信頼関係もそうですし、どこにいれば得点を決められるのかを常に考えています」
「自分のゴールで勝つのはうれしいです」と笑顔を見せた2年生の小池。優勝した東北大会では全試合に先発し、前日にはセカンドチームの一員としてプリンスリーグ東北を戦っていた。
「自分はまだサブなので、これからスタメンに上がれるように努力していきたい。インターハイはチームとして優勝を掲げているので、絶対に優勝したいです」


後半、同点の状況で迎えた絶体絶命の場面。PKを止めてチームのピンチを救い、正木監督も「本当に、止めてくれたジョアオさまさま」と賛辞を贈った、GKジョアオ・トニオル。
「PKになり最初は焦っていましたが、自分が止めればまだ勝利はあるだろうと思って、しっかり落ちついて相手を見て止めました。ギリギリまで我慢して、相手をしっかり見て、止めることができました」

今後に控えるインターハイに向けて、「すごく厳しいグループですが、そこで勝っていかないといけない。このままインターハイにつなげて優勝できるように頑張りたい。チームとしては失点が多いので、失点をなくして山田らしいサッカーで圧倒して勝っていきたいと思っています」と守護神は意気込みを語った。
リーグはここで一旦中断期間に入り、約1か月後には2年ぶりの出場となるインターハイが始まる。発表された組み合わせは、1回戦で相対するプレミアWESTの東山高校をはじめ、山梨学院、さらには前橋育英、神村学園など、強豪が居並ぶブロックとなった。
正木監督は「初戦からプレミア対決で、それから勝ち上がっても全国で優勝を狙えるようなチームと対戦することが増えると思います。でも今年の子たちはどちらかというと、ピリッとしているほうが力を発揮できる。相手がどうこうではなく、自分たちのサッカーというのをしっかりと表現しながらやれれば、優勝は目指せると思います」と話し、エースストライカーの原田も厳しい組み合わせにひるむことなく「そのほうが注目度が上がって色々な所から声が掛かるかなと思うので、自分的にはうれしいです」と、闘志を滾らせている。

注目のインターハイ初戦は7月25日(土)12:30、Jヴィレッジにて東西のプレミア勢同士が火花を散らす。
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