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ヴァンラーレ八戸FC J3クラブライセンス交付
2016年09月20日
9月20日(火)、日本フットボールリーグ(JFL)を戦うヴァンラーレ八戸FCが記者会見を開き、2017シーズンのJ3クラブライセンスの交付を発表した。
ヴァンラーレ八戸FCは2013年から毎年、J3クラブライセンスの申請を出していたが、スタジアムに関わる「施設基準」を満たせず、不交付の判定が続いていた。
しかし、10月2日(日)にこけら落としを行うダイハツスタジアム(八戸市多目的運動場天然芝)がホームスタジアムになることで「施設基準」を満たした形となり、今回のライセンス交付に至った。
クラブの細越健太郎代表は「J3に向けて、一つハードルをクリアすることが出来ました。これから成績を残すことと多くの人に会場に足を運んで頂くことをクリアして、J3クラブライセンスだけではなく、Jリーグの入会審査も取れるように努力していきたいと思っております。多賀多目的運動場が八戸市に完成しまして、この施設を私たちも十分に活用させて頂いて、Jリーグという道に繋げていきたいと思っております」とコメント。
同席したMF⑩新井山祥智選手は「多くの方の協力があってスタジアムをつくってもらい、選手として幸せな気持ちでいっぱいです。ただ、これから結果を残していかなきゃいけないので、改めて、身を引き締めてやっていきたいです。」と今後のリーグ戦に向け意気込みを語った。
Jリーグへの入会審査の条件は「年間順位4位以内、かつ百年構想クラブのうち上位2チーム」、「平均観客入場者数2,000人超」の二つが大きく挙げられる。J3クラブライセンスが交付されても、この条件をクリアし、Jリーグへの入会審査を得られなければJ3昇格とはならない。
ヴァンラーレの現在の年間順位は8位、ホーム戦の平均観客人数は1,491人。来季のJ3昇格に向けて厳しい状況は変わらないが、残すリーグ戦6試合でどういう結果が出るのかは、未知数。
リーグ終盤へ向け、どういう戦い、取り組みが見られるのか、注目が集まるのは間違いない。
その他、同日にJFLのアスルクラロ沼津、奈良クラブにJ3クラブライセンスの交付が発表されている。
八戸市多賀多目的運動場こけら落とし
10月2日(日)
JFLセカンドステージ第11節 ヴァンラーレ八戸 対 MIOびわこ滋賀 13:00キックオフ