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青森県U-18サッカーリーグ1部 最終節結果
2016年09月22日
9月17日(土)に行われた第13節を終えた時点で、首位の野辺地西(勝点27)、2位の弘前実業(勝点26)、3位の光星(勝点25)に優勝の可能性を残し、迎えた最終節。
第一試合に行われた野辺地西対光星の試合は、開始からお互いにリスクをかけず、シンプルなサッカーを展開。競り合いやセカンドボールへの素早い反応から球際では激しい攻防を見せる。
お互い少ないながらチャンスを作るもゴールには結びつかず、0-0で前半を折り返す。
後半、光星は61分にキャプテンのMF川口に代えて、MF吉田を投入。その吉田を中心に細かいパスを繋ぎ、リズムを作ると、サイド、中央と攻撃を仕掛ける。
対する野辺地西は、コンパクトな守備からボールを奪うと、サイドに展開しゴールを狙う。左サイドから何度か決定機を作るが、最後のシュートは枠を捉えられず、チャンスを活かせない。
お互いに決定機を作るもののゴールを奪えないまま引き分けに終わるかと思われた89分。光星は、後半途中から出場したFW仲谷が、相手GKとディフェンスラインの間に出されたパスに反応。このボールを押し込み先制ゴールを決める。
残り僅かとなった時間で攻勢を強める野辺地西だったが、ゴールを決めることは出来ず、タイムアップ。1-0で光星高校が勝利。
勝点を28に伸ばし、この時点で暫定1位。優勝の行方は、第二試合の弘前実業の結果を待つこととなった。
優勝するには勝つしかない弘前実業は、五戸と対戦。
試合序盤、前線からプレスを掛け、サイドを起点に攻撃を仕掛ける弘前実業は15分、右サイドのDF⑳白川のクロスにMF②柴田が頭で合わせ、先制する。
その後も素早いプレスから五戸の攻撃を許さず、1-0で前半を折り返す。
後半、勢いを増す弘前実業は51分にFW⑨乗田が追加点を決めると、53分にMF⑧石田が個人での突破からゴールを決め、3-0とする。
62分にはCKからDF⑦三浦、68分にFW⑥佐藤、終了間際の85分にFW92高橋がゴールを決め、6-0と大勝。
この結果、弘前市実業が勝点29と光星を上回り、10年ぶり2回目の優勝を決めた。
優勝 弘前実業高校 宮本徹郎監督
■最終節、五戸高校との試合を振り返って
優勝が懸かったゲームは、今まで無いに等しいチームなので、試合前は選手のメンタルの部分にかなり気を使いました。五戸さんには前期で一回勝っているので、そういう部分も含め、気を引き締めてゲームに入ったつもりでしたが、選手たちが堅かったですし、いつもであれば5メートル走っている状況で走っていなかったりと、良くなかったです。
後半、スタートから8分で2点取れたことは大きかったです。最後は、相手の運動量が落ちたところもあって、追加点を取れました。
■リーグ優勝の要因はどんな部分でしょうか?
自主的に選手だけでミーティングをやってきましたし、自主練をやる選手があきらかに増えてきましたし、選手が自主的に取り組んできた結果が優勝に繋がったと思います。
選手たちが自分たちの力で勝ち取った結果だと思います。
その他、二試合の結果
三沢商業 3-5 三本木農業
東奥義塾 1-1 八工大一
1部リーグ最終結果は以下の通り
優勝した弘前実業は、11月に行われるプリンスリーグ参入戦を戦います。
高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プリンスリーグ東北参入戦
期日:11月12日(土)
会場:宮城県利府町みやぎ生協めぐみ野サッカー場
vs 宮城県リーグ1位