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青森山田高校 高校年代 真の日本一に!!
2016年12月19日
青森山田高校 高校年代 真の日本一に!!
12月17日(土)、埼玉スタジアム2002で高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 チャンピオンシップが行われ、プレミアリーグEAST王者・青森山田高校は、プレミアリーグWEST王者・サンフレッチェ広島F.Cユースと対戦しました。
注目の一戦には、約12,000人の観客が集まりました。
前半は、広島のポゼッションスタイルが影を潜め、堅守速攻の青森山田がペースを握りました。前線からのプレスで広島のパスワークを封じ込め、攻撃ではロングボールを多用するものの、効果的なサイドチェンジや、相手陣内に入ってからのパスワークで崩そうとする動きが見られました。前半17分、青森山田はMF⑧嵯峨選手のシュートのこぼれ球を押し込むも、オフサイドの判定で得点機を逃しました。これを機に、徐々に広島がペースを握ります。ショートパスでリズムを作り、数的優位を作って青森山田のプレスをかいくぐります。ゴールポストに当たるシーンも作られてしまいました。
後半に入ると、MF㉗檀崎選手が膝を抑えて倒れこみ、そのまま担架に運ばれて退場。
お互いに切り替えが早く、守備の意識も高く、決定機を作れないまま試合は進み、延長戦に突入。しかし、延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦へ。
後攻の青森山田は、髙橋壱晟、住永翔、郷家友太、廣末陸と全員が成功しました。
広島は、1人目がGK廣末に止められて、4人目は枠を外し、4-2のスコアで勝負あり。
青森山田高校が、高校年代で真の日本一となる快挙を達成しました!!
おめでとうございます!!青森山田高校イレブン!!
試合を見ていて最も印象的だったのが、青森山田のGK①廣末選手、広島のGK㉑大迫選手でした。お互いに守備範囲が広く、フィジカルも強く果敢に飛び出す姿には圧倒されました。そして、絶えず声を切らすことなく110分、さらにPK戦と、集中力を保ち続けたメンタルの強さ。素晴らしかったです。MVPには廣末選手、MIPには大迫選手が選ばれました。
<試合後インタビュー>
3年生 MF⑧嵯峨理久(青森県出身)
経歴 ヴァンラーレ八戸FC U-12→ウインズFC U-15
「今日は非常に厳しい試合でした。チーム全員で戦ってPKになりましたけど、勝てて嬉しいです。広島は個人のスキルが高くて、なかなかボールが奪えず、ボールを回される時間も多かったです。でも我慢して走って、チャンスにも果敢に前に出ました。広島の技術力はこれから見習いたいです」
2年生 DF⑬小山内慎一郎(青森県出身)
経歴 リベロ津軽SC U-12→青森山田中学校
「すごく嬉しいです。90分間は走れる体力や、メンタルも勝てると思っていました。延長戦に入って少しそれらが落ちましたけど、広島より、気持ちや気迫が上回っていたことが無失点に繋がったと思います。PK戦に入れば、自分たちには(廣末)陸さんがいるので、絶対勝てると思っていました」
この試合の模様は、2月25日発売のVOL-44にたくさんの写真と共に掲載予定です。
ぜひご覧ください。