MENU

メニューを閉じる
TOP
年間購読の
ご案内
ご購入
バックナンバー
取り扱い書店
大会情報
大会情報
> 一覧ページ > 1種(社会人) > 1種(大学・高専) > 2種(高校生) > 3種(中学生) > 4種(小学生) > 女子 > キッズ > フットサル > イベント(協会・その他)
コラム
> ウェブ掲載コラム > 大学サッカー通信 > フリースタイル
関連リンク
編集部
お問合せ

NEWS&TOPICS

NEWS&TOPICS

日本高校選抜が4−0でJリーグに勝利!

2017年02月18日
◎マッチレポート
ゼロックススーパーカップの前座試合として行われた、日本高校サッカー選抜とU-18 Jリーグ選抜の一戦。
日本高校サッカー選抜のスタメンのピッチには、4人の青森山田戦士が立った。DF橋本恭輔は怪我のため出場しなかったが、キャプテンのMF住永翔はダブルボランチの一角として、FW鳴海彰人は1トップで、DF三國スティビアエブスは右サイドバックとして出場。GKには前日にGK山ノ井拓己(静岡学園→福岡)が所属チームの練習試合出場のため、急遽チームに呼び戻されたため、緊急召集をされたGK廣末陸(青森山田→FC東京)が入った。
最初に魅せたのは廣末。8分、Jリーグ選抜のFW久保建英(FC東京U-18)のドリブルからMF藤本寛也(東京Vユース)のスルーパスにMF平川怜(FC東京U-18)が抜け出すが、抜群の飛び出しから至近距離でシュートブロック。ピンチを凌いだ。
このビッグプレーで試合の流れは日本高校選抜に傾いた。18分には三國が右サイドを突破し、ライナーのセンタリングを送ると、中央で鳴海が胸トラップからゴールを狙うが、DFにブロックされた。すると21分、鳴海のロビングボールをMF飯島陸(前橋育英)がDFと競る。DFにヘッドされるが、力なくこぼれたボールをFW町野修斗(履正社)が豪快なミドルシュートをゴールに突き刺し、日本高校選抜が先制に成功した。
追加点が欲しい日本高校選抜は、28分にMF鳥海芳樹(桐光学園)のパスを受けた鳴海がミドルシュート。32分にも右サイドをえぐった三國のマイナスの折り返しを、ワントラップシュートを放つが、いずれもゴールには至らなかった。
35分ハーフの前半で、1つのビッグセーブを魅せた廣末、2本のチャンスを作った三國、的確なコーチングで守備のバランスを整えた住永、2本のシュートを放ち、先制点の起点となった鳴海と、4人の青森山田勢が大きな存在感を放った。
後半も青森山田勢が躍動を見せる。鳴海は前半でお役御免となったが、37分、右サイドを駆け上がった三國が右足で正確なクロスを送り込む。これを鳥海がドンピシャヘッドで合わせて、日本高校選抜が待望の追加点を挙げた。
反撃に転じたいJリーグ選抜に対し、47分にDF坂口祥尉(FC東京U-18)の裏へのロビングにFW中村駿太(柏U-18)が抜け出すが、ペナルティーエリア内ギリギリの位置まで飛び出した廣末がパンチングで外にはじき出した。そして58分には、相手DFのバックパスミスを途中出場のFW伊藤龍生(米子北)がそのままゴールに蹴り込んで、試合を決定付ける3点目。さらに68分、右サイドを深く潜り込んだ交代出場のMF松本泰志(昌平)の折り返しを、こちらも交代出場のFW安藤瑞季(長崎総合科学大学附属)が蹴り込んで、4点目。
途中投入の選手が試合を一気に決める働きを見せるなど、黒田剛監督の采配が冴え渡り、日本高校選抜が4−0でJリーグ選抜を下した。
4−0の完勝劇の立役者は、黒田監督を含む、青森山田勢であった。鳴海が前半の35分、三國が67分、廣末が68分までプレー、住永がフル出場。彼らが中心となって躍動した日本高校選抜は、今後の静岡遠征、ヨーロッパ遠征に弾みがつく勝利を飾った。

取材・安藤隆人

BACK NUMBER


  • AOMORI GOAL VOL.88

  • AOMORI GOAL VOL.87

  • AOMORI GOAL VOL.86

  • 2024 青森山田高校 2冠達成記念号

  • AOMORI GOAL VOL85

  • AOMORI GOAL CUP 2023 特別号

  • AOMORIGOAL VOL.84

  • AOMORI GOAL VOL.83

  • AOMORI GOAL VOL.82

  • AOMORI GOAL VOL.81