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ラインメール青森FCの秋吉泰佑選手と横野純貴選手の誌面に載せきれなかった未公開インタビュー

2017年07月01日
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ラインメール青森FCの秋吉泰佑選手と横野純貴選手のインタビュー記事が、最新号のVOL.46に掲載されています。今回は、お2人の出会いや海外生活のことなど、誌面に載せきれなかった未公開インタビューをアップします!

―公式HPの「仲が良い選手」欄に、お互いの名前を書いていました。

秋吉 知っていたからですね、昔から。

横野 僕がコンサドーレ札幌にいた時、1個上に、今ロアッソ熊本のキャプテンの岡本賢明という選手がいて。

秋吉 俺が小学校からずっと一緒の人で、その人と(横野選手が)コンサドーレで一緒で。

横野 ずーっと6年ぐらい一緒だったんです。それで、「秋吉」ってやつの話をずっと聞いてたんですよ。「こんなやつがいる」って。

秋吉 俺も、その岡本から「横野ってこんなやつだ」ってずっと聞いてたんですよ。

横野 イキのいいやつがいると。そしたら、同じ部屋だったんですよ。

2人 キャンプで!

横野 最初、「秋吉」ってやつが来てるのを知らなくて、「はじめまして」って顔見た瞬間に!

秋吉 俺も、誰か練習生が来るって聞いて、顔見たらこいつで。

横野 初対面じゃないっていうか。

秋吉 昔から知ってる感じで。

横野 まず、2人で頑張ろうって話してました。まだチームに入ることは決まっていなかったので。10年経って一緒にやるって巡り合いですね。

秋吉 縁ですね!





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No.24 MF 秋吉 泰佑
生年月日/1989.4.18 出身/熊本県 
経歴/ルーテル学院高校→アルビレックス新潟シンガポール→アームド・フォーシズ(シンガポール)→PFCスラヴィア・ソフィア(ブルガリア)→NKズビエズダ・グラダチャツ(ボスニア)→SKシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)→ヴァンフォーレ甲府→ファジアーノ岡山


―秋吉選手は高校を卒業して、海外への道を選んだのはなぜですか?

秋吉 最初、Jリーグの話があったんですけど、なくなったんです。大学の話もきたんですけど、プロ志向が強くて。そしたら、アルビレックス新潟から話がきて、シンガポールのチームがあって、若手でも試合に絡めると思うし、最初の2年間だけ行かないか?と。じゃあ3年目に新潟本体に帰りますっていう契約で行きました。3年目、帰ってこようと思ったんですけど、シンガポールのチームからオファーをもらったんです。当時20歳くらいだったんですけど、今、新潟に帰っても絶対に試合に出られないと思ったんですよ。話をしたら、移籍しても大丈夫ということでしたし、ACLに出る権利も持っていたので、じゃあ行かせてもらいますと。そこからずっと外国ですね。

―その間に、日本に帰ってこようとは思わなかったですか?

秋吉 何回か思いました。でも、ヨーロッパに興味があったので。ブルガリア、ボスニアは貧しい国なので、その時は生活がけっこう厳しかったですね。慣れましたけど。






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No.25 FW 横野 純貴
生年月日/1989.10.7 出身/北海道 
経歴/コンサドーレ札幌U-18→コンサドーレ札幌→ツエーゲン金沢→コーンケンFC(タイ)→福島ユナイテッドFC→バンコクFC(タイ)

―横野選手はずっとコンサドーレ札幌に在籍していました。

横野 はい、ずっと札幌です。ユースから7年いましたね。2014年シーズンの更新の話になった時に、刺激が欲しいと思って、コンサドーレと提携しているタイに行ったんです。とりあえずそこに半年間だけ行くということで行ったんですけど、やばいんですよ。本当にやばいんすよ!札幌の環境が良すぎるのもあって、そのギャップがすごくて。バンコクまでバスで片道10時間なんですけど、それを毎週繰り返して、練習場も常に犬のフンとか、野犬に追われながら。そういうのがあって、最初は帰りたかったんですけど、自分が選んだ道なので。そこで半年間やって、けっこう結果が出ていたんです。札幌に都倉さんとか強力なFWがいたので、戻っても試合に出られないだろうなと思って、(契約を)半年延ばしたんです。その年もけっこう試合に出たんですけど、クビを切られました。その後、海外にチャレンジしたんですけど、いろんな人に騙されてお金も飛んだんです。代理人をつけない主義なので、自分でビデオを作って売り込んでいたら、福島ユナイテッドさんからオファーをいただいて、2015年に福島に行きました。試合も出させてもらって更新の話もあったんですけど、本当に頭下げて、またタイに自分を売り込んで。そこでやっとまた合格して、去年のバンコクFCというチームがあったんですけど、チームが売却されたんですよ。チームがなくなって、国王も亡くなって、リーグがなくなって、どうしようと。僕の家族の中では、5年、10年東南アジアでサッカーをやるって決めて福島を出てきたんです。(今年の)1月31日までに決めようと思って、これで決まらなかったらもう引退しようと思っていたんです。そしたら本当に決まらなくて、いろんな人に騙されて・・・。いろんな人に電話をしまくって、カテゴリー問わず聞いていたら、たまたまラインメールがFWを探していると聞いて、ラインメールのために急いで帰国しました。命を懸けてここへ来ました。

―横野選手のブログや、チーム加入時のコメントの「契約」という言葉の重みを感じました。

横野 東南アジアには、契約ってあるようでないようなものなので、サインしても「ボスのじゃない」って言って失くされるんです。(ラインメールと)契約するって言われたんですけど、本当に入れるのかな?ここ、日本だけど大丈夫かな?って思いました。本当に、死に物狂いでキャンプに来ました。





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お2人からは「青森を盛り上げたい!」「ラインメールを盛り上げて、Jリーグに昇格できるように頑張りたい!」という熱意がヒシヒシと伝わってきました。「練習も、ガンガン見に来て下さい!」とのことでしたよ。試合のみならず、練習にも足を運んでみてはいかがでしょうか?




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1stステージは、14戦負けなしの4位で終えたラインメール青森FC。2ndステージでのお2人の活躍にも期待しましょう!

2ndステージ日程

 第1節  7月 8日(土) vs ヴィアティン三重(H)
 第2節  7月15日(土) vs FCマルヤス岡崎(A)
 第3節  7月23日(日) vs MIOびわこ滋賀(H)
 第4節  7月29日(土) vs ホンダロックSC(A)
 第5節  8月20日(日) vs 奈良クラブ(A)
 第6節  8月27日(日) vs FC今治(H)
 第7節  9月10日(土) vs ブリオベッカ浦安(H)
 第8節  9月16日(土) vs 流経大ドラゴンズ龍ケ崎(A)
 第9節  9月23日(土) vs FC大阪(H)
第10節 10月 8日(日) vs 栃木ウーヴァ(A)
第11節 10月15日(日) vs 東京武蔵野シティFC(H)
第12節 10月22日(日) vs ヴァンラーレ八戸(A)
第13節 10月29日(日) vs ソニー仙台(H)
第14節 11月 5日(日) vs Honda FC(H)
第15節 11月12日(日) vs ヴェルスパ大分(H)

練習スケジュールは、公式HPから確認できます。
http://reinmeer-aomori.jp/game/





6月25日発売の青森ゴールVOL.46では、秋吉泰佑選手と横野純貴選手の加入の経緯、2人から見たラインメールのことなどを掲載しています。ぜひ誌面にてご確認ください。
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