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現在発売中のVOL.46から、連載の『ヴァンラーレ八戸FC』を掲載します!
2017年07月05日
開幕から6連勝とスタートダッシュに成功し、一時は首位に立ったヴァンラーレ八戸。しかし、第7節のソニー仙台FC、第9節のFC大阪に敗れると、順位も3位に後退。第11節では昨年の年間チャンピオンHonda FCに今季最大の5失点での敗戦を喫する。
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MF村上聖弥は「昨年みたいに負けを引きずることはなかったですけど、上位のチームと戦って勝てなかったという結果が露骨に出ました」と上位チームとの敗戦を受け止める。
「強いチームと戦うと勝てない。自分たちの力、位置というのは明確になったと思います。個が強いわけではないので、チームとして組織的に戦っていくしかないと思っています」と、語っていた。
そして、迎えた第13節のラインメール青森FCとの ”青森ダービー “。これまでの試合と比べ、シンプルな攻撃の組み立て、素早い切り替えとリスタートを見せ、試合開始から締まったゲームを展開。前半19分にFW谷尾昂也のゴールで先制するが、直後の20分に同点とされると、後半に逆転ゴールを奪われ1ー2の惜敗。 ”ここぞ “という時に勝ち切れない勝負弱さを露呈した。
J3 昇格を目標に掲げるチームにとって「年間順位4位以内」は最低条件となる。この条件をクリアするためにも2ndステージでのチームの底力が試される。
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誌面では『選手の素顔に迫る!!』と題し、村上聖弥選手をピックアップ。
チームに加入して2年目。今季、開幕から3試合連続ゴールを決め、チームのスタートダッシュに貢献。1st ステージ第11節ではJFL通算100試合出場を達成。エースとしてチームを牽引する村上選手のこれまでのサッカー人生、職場での素顔に迫ります。
ここでは村上選手のこれまでの歩みを少しだけ紹介します。
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――サッカーを始めたきっかけ
中学校1年生の夏に始めました。小学校は野球をやっていて、中学校でも野球をやりたかったですが、坊主にするのが嫌でした(笑)。
当時、サッカー部の顧問の先生や一つ上の兄貴的存在の幼馴染から「サッカー部に入れ」と言われ、サッカー部に入ったのが始まりです。小学校の時から運動神経は良かったので、スポーツは一通り何でもできました。でも、サッカー部に入って、初めて5号球を蹴った時に、全然蹴れませんでした。本気で蹴って3mぐらいしか飛ばなかったです(笑)。それがショックでしたし、悔しくて、そこから1年生から3年生までは練習の後に残ってボールを蹴っていました。その他にも火曜、木曜は練習が終わった後に小学生の練習に混じって一緒にやったり、他の同学年よりサッカーをやっていなかった分、努力はしました。
――サッカー人生の転機
大学4年の時は湘南ベルマーレの強化指定選手で、湘南で練習をしていました。当時、強化指定の選手はだいたい夏ぐらいにクラブと契約していましたけど、僕は契約できなくて。そこから契約してくれるチームをいくつか探していました。その時、町田ゼルビアの監督だったアキさん(秋田豊)に「お前は獲るから」と言ってもらって、チームと契約できました。
それがなかったら、サッカーはやれていなかったと思います。
(続く)
この他にも、プライベートのことや、職場にもお邪魔して色々とお話を聞きました。
最新号VOL.46に掲載していますので、ぜひ誌面にてご確認ください。
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