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8月25日発売のVOL.47の第一特集『青森県中学校体育大会 夏季大会』で優勝した青森山田中学校を紹介!
2017年08月22日
青森山田中学校、圧倒的な強さで7連覇達成!
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文:中嶋 朋大(フリーライター)
ゴールラッシュで決めた青森山田
県大会7連覇 大方の予想通り、同大会を圧倒的な強さで制したのは全国大会3連覇中の青森山田中だった。
青森山田は初戦の木ノ下中を8ー0で破ると、続く準々決勝も五所川原三中に16ー0の大差で勝利。さらに田舎館中との準決勝も8ー0と危なげないゲーム展開で、決勝進出を果たした。
別ブロックを決勝まで勝ち上がったのは田名部中だった。同校は準決勝で黒石中をPKで破り士気が上がっていただけに、どこまで王者に食い下がり、苦しめさせられるかに関心が寄せられた。
14時30分、決勝開始のホイッスルが鳴った。
青森山田はFW⑪粟津瑠来にボールを集め相手DF陣を中央に寄せ、スペースができると右サイドのMF⑰藤森颯太、または左サイドのMF⑱小野暉にボールを振った。田名部はFW⑪船越星那をワントップに置き、パスカットからのカウンターを狙った。
前半9分、青森山田はMF⑩藤原優大の縦パスを受けた粟津が、背負った相手DFを素早く体を反転させてかわし、強烈なシュートで先制ゴール。直後の11分には藤原と粟津のパス交換から、MF⑧松木玖生が裏に飛び出し2点目を決めた。粟津は22分に1点、ロスタイムにも2点を決めた。
後半3分、青森山田はDF②藤田夏寿丸が右からのセンタリングを足で合わせ追加点を挙げると、13分には松木が左CKを頭で決めた。さらに粟津が24分と27分にも追加点を挙げ、一人で6得点を叩き出した。
田名部は相手DF陣の裏を積極的に狙ったが、数と走力で勝る青森山田DF陣を最後まで崩すことができず無得点に終わった。
結果は、後半に入っても攻撃の手を緩めなかった青森山田が田名部を9ー0で破り、7年連続で県王者の座に輝いた。
躍動した2年生トリオが
青森山田を牽引した.