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最新号『AOMORIGOAL vol.49』から、第54回青森県高等学校サッカー新人県大会『男子』を紹介します!
2017年12月27日
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安定した試合運びで青森山田が18連覇達成
11月3日から6日にかけて十和田地区で行われた新人大会。
決勝戦は青森山田が野辺地西から3得点を奪い、18連覇を達成。
3位決定戦では、弘前実業が逆転で光星に勝利を収めた。ここではベスト4を紹介する。
(続く)
優勝 青森山田高校
今年の新人県大会を制した青森山田高校だが、その戦いぶりは盤石とは言えなかったと、チームを率いた正木昌宣コーチは言う。
「今回の大会に挑む上でのテーマである『カウンターを受けない』『ボールの奪い方』についてですが、前半は良かったんです。ただ全体を通してみると、ミスもあり自滅もあり。点が入らないことよりこっちの方が問題かなと思っています。攻撃に関しては練習できる期間が短かったこともあって、多少は我慢しようと思っています。やっぱりそれぞれ我が強いので、攻撃面ではまだまだ噛み合っていないですから。ただこの点は、それほど心配していません。それよりも、さっき言ったテーマに関しては厳しいかなと。プレミアリーグは今日より20分長い90分のゲームなので、『今の集中力ではダメだ』と選手にも話しています」。
「目指すは日本一」を公言するチームの目標は高い。正木コーチは改善すべき点を続けて話す。
(続く)
準優勝 八戸学院野辺地西高校.
決勝の青森山田戦まで勝ち進んだ野辺地西。全体をコンパクトに、最終ラインを高い位置に保った守備からカウンターを仕掛け決定機も作ったが、0ー3の敗戦。
試合後、三上晃監督は「新人戦ということで、相手のミスもありましたし、自分たちの通用する部分もあったと思います。ただ、走力や運動量、闘うという部分に関しては青森山田と決定的に違うので、まずは、そこのベースの部分を近づけていきたい」と来季に向けての課題を挙げた。
(続く)
3位 弘前実業高校.
今大会を3位で終えた弘前実業。準決勝では青森山田の攻撃に対しても組織的な守備で3失点に抑えると、3位決定戦の光星戦では、開始早々に先制を許すも、青森山田戦と変わらず組織的な守備から効果的なカウンターを発動。2ゴールを奪い逆転勝利を飾った。
宮本徹郎監督は「初戦の彼らを見ると、青森山田もそうですし、光星ともこれだけの試合をできるとは、正直思っていなかったです」と率直な胸の内を明かす。
(続く)
4位 八戸学院光星高校.