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ヴァンラーレ八戸、ブランデュー弘前とのトレーニングマッチを7-0で完勝
2018年02月17日
2月17日(土)、ヴァンラーレ八戸は八戸市多賀多目的運動場人工芝を会場にブランデュー弘前FC(東北1部)とのトレーニングマッチ(45分×2本)を実施。
チームは、今月はじめに1週間の沖縄キャンプを行い、八戸に戻ってからは初のトレーニングマッチとなった。
1本目のシステムは3-5-2。GKには花田力(新加入)が入り、ディフェンスラインは左に佐々木航、中央に金井隆太、右に穂積諒、アンカーに酒井大登(新加入)、ツーシャドーに新井山祥智と谷尾昂也、右ウイングに國分将(新加入)、左ウイングに中田大貴、ツートップに村上聖弥と金弘淵(新加入)の配置で臨んだ。
開始こそ、ブランデュー弘前に攻め込まれ、CKのピンチを招くもその後は終始、ヴァンラーレが主導権を握った。
右CKからDF佐々木が頭で押し込み、先制すると、その後もフリーキックから再びDF佐々木、続いてMF新井山が蹴った左CKからFW村上が頭で決め、3-0で1本目を終えた。
2本目は1本目から全メンバーを入れ替え、システムを3-4-2-1に変更。GKに原田大輝(新加入)、ディフェンスラインは左に須藤貴郁、中央に成田諒介、右に中谷喜代志(新加入)、ダブルボランチに前田柊と秋吉泰佑(新加入)が入り、ツーシャドーは中村太一(新加入)と高見啓太、右ウイングに吉川翔梧、左ウイングに貫名航世(新加入)、ワントップに井上翔太郎が入った。
開始早々に相手GKのパスをFW井上がカットすると、無人のゴールにシュートを決め追加点を奪う。その後も右サイドの崩しからMF吉川のクロスにゴール前MF中村が合わせ5点目を決めると、PKを中村が決め、6点目。
最後は右サイドを突破したMF高見のクロスに再びMF中村がゴール前で合わせ7点目を決め、ハットトリックを達成した。
守備では何度かピンチを招くがGKを含めたディフェンス陣の粘り強い守備で失点を0に抑えた。
試合後、葛野昌宏監督は「トレーニングではできなかったシステムを今回試しました。前半はアンカーを置いて、ツートップ、ツーシャドーで、より攻撃的にいきましたが、悪くなかったと思います。ゴール前の場面での質や変にもたつくところがあってリズムが悪くなった部分はありますが、ボールを失うことがあっただけで、そこは奪われても後ろでもらさず、また自分たちのボールにしていけばいいので問題はないと思います。
(2本目の)ワントップ、ツーシャドーの方が昨年からやっているぶん、前からのプレスのかけかたは選手としてもやりやすいのかなという印象です。
でも、システムが変わってもやることは変わらないので、それを選手が理解してやっていかなきゃいけないです」と試合を振り返った。
今後の開幕までのチーム作りについては「チームとしての守備の形、攻撃の形は選手たちも理解しています。その形を実戦の中でどれだけ詰めていけるか。
攻撃であればより応用が入りますし、コンビネーションの質を高めていかないといけないです。守備の部分では、いくところといかないところをいかにチームとしてやっていけるか。
ピッチにいる選手がいかに感じ取って、守備でも攻撃でもチーム全体で動く。そこは開幕までに詰めていきたいところです」とリーグ開幕を見据え、改善点を挙げた。
開幕戦は3月11日(日)、アウェイで東京武蔵野シティFCと対戦。ホーム開幕戦は3月18日(日)、ダイハツスタジアムで流経大ドラゴンズ龍ケ崎と対戦する。
試合日程の詳細はこちらから
http://www.vanraure.net/明日、2月18日(日)は八戸市多賀多目的運動場人工芝にて富士大学とのTRMが予定されています。キックオフは13:00予定です。