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6月25日発売の最新号から、第一特集の『第71回青森県高等学校総合体育大会 サッカー競技』で準優勝となった八戸学院野辺地西高校を紹介します!
2018年06月28日
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四度目の挑戦も差は埋まらず。
必勝を期して秋の選手権予選へ、野辺地西の挑戦は続く 青森山田高校が、5試合で72得点無失点という圧倒的な力の差を見せつけての優勝で幕を閉じた今大会。昨年に続き、青森山田と決勝戦で対戦したのが八戸学院野辺地西高校だ。準々決勝まで無失点で順当に勝ち上がってきた野辺地西だったが、弘前実業高校との準決勝では、試合開始6分に弘前実業にFKを与えると、直接決められ、1点を追う展開となった。「何でもないミスから入れられて、前半はチームがバタバタしてしまったが、ハーフタイムに話したことを修正し、前向きにどんどんパワーと自信を持ってやってくれた。後半の入りを見た時に、いけると感じた」と語った三上晃監督。ハーフタイムで息を吹き返した野辺地西は、51分、CKからMF⑭宍戸勇介が得意とするヘディングで同点弾を叩き込むと、その5分後には、途中出場のFW⑪本間倭が⑭宍戸のアーリークロスを頭で合わせ、逆転に成功。1点ビハインドから2点を奪った野辺地西が2ー1で勝利し、青森山田との決勝戦へ駒を進めた。
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青森県高等学校総合体育大会、高校サッカー選手権大会青森県大会、青森県高等学校サッカー新人県大会と、昨年行われた公式戦の決勝戦すべてで、青森山田と対戦したのが野辺地西高校である。高校総体は0ー6、選手権では0ー11で敗戦。11月に行われた新人戦は0ー3での敗戦だった。この敗戦後、三上監督は「青森山田の冬場の成長で、毎年離される。その成長スピードに離されないように、追いつかなければいけない」と語っていた。
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その冬を越えて迎えた今大会の決勝戦。野辺地西は前半12分に先制されると、その後も立て続けにゴールを許し、0ー6での敗戦となった。三上監督は、「それぞれが目標を持ちながら、冬場のトレーニングもやってきたが、青森山田もやっているということを体感した」と、改めて全国トップレベルの力を痛感。DF⑤舘睦人キャプテンも、「何もできなかったの一言。自分たちはトレーニングしてきたつもりだったが、それでも負けたということは、もっとやらなければいけない」
(続く)
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