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6月25日発売の最新号から『激動の最高峰リーグ プレミアリーグEAST』に参戦している青森山田高校を紹介します!
2018年07月04日
青森山田高校、無敗で中断期間へ
高校年代最高峰リーグであるプレミアリーグで8年目のシーズンを戦う青森山田高校。開幕戦で昨年の覇者であるFC東京Uー18を4ー0で撃破すると、第2節でも富山第一高校を相手に攻撃力の高さを見せつけ、ホーム開幕戦を5ー0の快勝で飾った。続く第3節は、1年でプレミア復帰を果たした昨年のインターハイ王者・流通経済大付属柏高校との対戦。先制を許すもリスタートからDF⑤三國ケネディエブスの3試合連続弾で追いつき、勝点1を分け合った。第4節・浦和レッズユース戦はスコアレスドロー、第5節・柏レイソルUー18戦では開始わずか2分でMF⑩檀崎竜孔主将がPKを決め先制するも、1ー1の引き分けとなった。ここ3試合は勝ち切れないでいるものの、未だ無敗で3位。失点もわずか2点と、今年のチームも王座奪還を狙える力は充分あると言えるだろう。
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今回は、第3節で共にフル出場したMF天笠泰輝選手とバスケス・バイロン選手に注目。1年時から期待されながらも怪我や不調に苦しんだ時期を経て、大きく成長した姿を見せている二人の今に迫る。
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No.7 MF 3年生
天笠 泰輝前所属:前橋FC
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群馬県から、プロサッカー選手になる夢を叶えるべく青森山田の門を叩いた天笠。「プロになるためには、サッカー以外の人間性や私生活の面で、もっと大人にならなければいけないと思いました。青森山田は全国大会でいい結果を残していたので、親元を離れた環境で自分を追い込んで、夢に向かって頑張っていこうと思ってこの決断をしました」。
入学後は次第に頭角を現し、1年生ながらインターハイでは全試合に先発出場しベスト4入りに貢献。初優勝した選手権でもピッチに立ち、檀崎と共にこの学年を牽引する存在と思われたが、2年目は一転して試練の年となる。「2年目は余裕だろ、というような甘さがありました。3月のサニックス杯でスタメンから落ち、4月からは怪我が続いて、全然自分のプレーができなかった。選手権メンバーに入ることはできましたが、メンバーに入ることで満足して試合には出られず、本当に悔しかったです」と振り返った天笠。悔しさを胸に、利き足でない右足の練習にも励み、冬の雪中トレーニングでは重点的にフィジカルを鍛えた。
(続く)
No.11 MF 3年生
バスケス・バイロン前所属:東松山ぺレーニアFCジュニアユース
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