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6月25日発売の最新号から『AOFA 第25回青森県女子サッカー春季大会』を紹介します!
2018年07月06日
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八戸学院大学が3年連続3回目の優勝 5月12日(土)から十和田市若葉球技場を会場に「AOFA第25回青森県女子サッカー春季大会」が開催された。
県内の女子チーム全11チームによるノックアウト方式で争われ、八戸学院大学女子サッカー部が3年連続3回目の優勝を飾った。
八戸学院大学対シュライン.L.FCの3年連続の同カードとなった決勝戦。4ー2ー3ー1の八戸学院大学に対し、3ー4ー2ー1のシステムで臨むシュライン。互いに素早い攻守の切り替えを見せる中、球際で強さを見せる八戸学院大学が徐々にペースを掴む。
前半8分、右サイドDF⑤佐藤優のクロスにゴール前に走り込んだFW⑪根本ひかるが合わせ八戸学院大学が先制に成功する。
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対するシュラインは、前線でMF⑧小山内あかり、MF⑩工藤聖蘭が起点となるとサイドから攻撃を仕掛ける。
前半18分に右サイドMF⑪大湯可琳の突破から最後は小山内がシュート。20分には大湯のパスからFW⑨鎌田くるみ、32分にも小山内の左サイドの突破からMF⑭福士優梨香がフィニッシュまで持ち込むもゴールを奪うことはできず前半を折り返す。
後半、1つギアを上げる八戸学院大学は、連動した素早いプレスから中盤でボール奪取。ボールを保持する時間を作りながらサイドから攻撃を仕掛け、相手を押し込む形を作る。
後半23分、八戸学院大学はCKのチャンスを得ると、ショートコーナーからMF⑥妻神和がゴール前に蹴り込む。これがゴールに吸い込まれ追加点を奪う。
29分には、MF⑩高畠早奈恵が左サイドからドリブルで中に切れ込み、MF⑯水野菜津美にラストパス。水野がワンタッチで相手ディフェンダーを置き去りにすると、GKとの1対1を冷静に決め、3点目を奪う。
シュラインは、後半ロスタイムに大湯が1点を返し意地を見せるも、ここでタイムアップ。3ー1で八戸学院大学が勝利した。
八戸学院大学の畑中孝太監督は「前半、点数を取ってから守りに入る部分があり、相手のペースで試合を運ばれました。シュートまで持ち込まれる場面も幾つかありましたし、そこで失点していればこの結果にはなっていなかったと思います」と先制点を挙げた後、相手にペースを渡しつつも失点を許さなかった部分をポイントとして挙げた。続けて「後半はある程度、自分たちのペースでできたと思います」と評価しつつも「目標であるインカレで勝つというところを考えるとまだまだ。ボールを奪った後の処理やボールの動かし方はこれからですね」と最大の目標であるインカレを見据え、課題を挙げる。
(続く)
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準優勝 SHRINE.L.FC