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8月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.53」 青森県出身初のW杯出場、ベスト16進出の立役者『柴崎 岳』の第一特集を紹介!
2018年08月22日
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青森県出身初のW杯出場
ベスト16進出の立役者
柴崎 岳天才であり続ける理由柴崎岳、26歳。
自身初めてのW杯となったロシア大会では、
不動のボランチとして攻撃の中枢を担い、4試合すべてに出場。
常に冷静沈着なプレーを見せ、
正確無比なパスで日本を牽引し、
ベスト16進出の立役者となった男は、
小学校時代から『天才』と呼ばれていた。
多くの才能が大成する前に消えて行く中、
天才が天才のままであり続けたのは一体どうしてなのだろうか。
彼の原点と言える青森山田中、高校での日々を
取材し続けた安藤氏が迫ったー。
文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
負けることを徹底的に嫌い、自らを高めながらチームを勝利に導くことにどこまでも真摯に向き合う男。昔から柴崎岳はそういう選手だった。
どこまでもストイックで、どこまでもサッカーを愛している。一見、クールで冷めているように見えるが、サッカーへの情熱は凄まじいものがあり、どんな試合でも表情には出さないが、常にチームが勝つことを意識して必死に活路を摸索する。
すべてをサッカーに、自分の成長に捧げている男だからこそ、青森県野辺地町で生まれた純朴な少年が、着実に成長をして日本を代表する選手にまで成長を遂げることが出来た。
今年6月のロシアW杯ではボランチのレギュラーとして全4試合に出場。攻守の要として大車輪の活躍を見せ、2大会ぶりのベスト16に大きく貢献した。
『ロシアW杯の主役』・柴崎岳は青森の地でいかにして育ったか―。
(続く)
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