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8月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.53」から、第50回青森県U-12サッカー大会を紹介!
2018年08月24日
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前回大会と同じ顔合わせになった決勝戦。リベロ津軽SCと青森FCの試合は、全9ゴールが入るシーソーゲームとなった。
前半5分、青森FCがFW⑮白鳥楓也のゴールで先制にするが、10分にリベロ津軽SCがMF⑧葛西唯衣のゴールで同点に追いつき、1ー1で前半を折り返す。
後半、開始1分にリベロ津軽SCはFW⑩阿部慎太朗が追加点を奪い逆転に成功するが、ここから青森FCが怒濤の攻撃を見せる。
後半2分、右サイドを突破した白鳥の折り返しにFW⑦泉山周仁が合わせ1点を返すと、わずか1分後の後半3分には、右サイドの崩しから再び泉山がゴール。続く後半5分には白鳥が追加点を挙げ、3連続得点。4ー2と2点をリードした青森FCの勢いそのまま、勝負ありかと思われた。
しかし、このゲームは終わらなかった。リベロ津軽SCは後半13分、MF⑨成田大翔がミドルレンジから右足を振り抜くと、ボールは相手GKの頭上を越えネットを揺らした。
このゴールで再びスイッチが入ったリベロ津軽SCは、後半16分に阿部がマークにつかれながらもフィジカルを活かしたドリブル突破からゴール。これまで見せなかった ”個“での打開から同点とする。
終了間際の後半17分には、阿部のスイッチでの落としを受けた葛西がダブルダッチで相手ディフェンダー2人をかわしシュート。これが決まり、リベロ津軽SCが再逆転に成功し、タイムアップ。
最終スコア5ー4と、稀に見る打ち合いを制したリベロ津軽SCが2年連続2回目の優勝を飾った。
(続く)
優勝 リベロ津軽SC U-12