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J3昇格のヴァンラーレ八戸、葛野昌宏監督の来季、強化部長兼アカデミーアドバイザー就任を発表
2018年11月26日
11月26日(月)、2019シーズンのJ3昇格を決めたヴァンラーレ八戸FCは記者会見を開き、今季、トップチーム監督を務めた葛野昌宏氏の来季、強化部長兼アカデミーアドバイザーに就任することを発表した。
会見冒頭で、下平賢吾 専務取締役強化部長は「葛野監督には今後、強化部長とアカデミーのアドバイザーということで、クラブに残って頂きます。今年1年で築いたベース、これまで築いてきたヴァンラーレ八戸のベースというものを、一番現場に近い立ち位置で、新しい監督と共に、より強固なものにしていってほしいという思いからオファーをしまして、快諾頂いたということになります」と説明。
今回のオファーに至った思いについて聞くと「今季1年間戦う中で、このチーム作りは監督しかできないチーム作りだと思っていましたし、それが選手に響いて、今回の結果を出したというところは、ますますチームに残ってやって頂きたい気持ちにもなりました。ラインメール青森の時から、(葛野監督の)やり方を見させてもらっていましたし、八戸に来てからもそのやり方にブレがなかった。強化部長になってからもブレずにやって頂けると確信しています」と長年見続けてきた葛野監督の指導に対しての信頼と共に今季、勝ち取ったJ3昇格の功績が今回のオファーへ繋がった。
葛野監督は「このチームの指揮を執らせて頂いて、チームの魅力やこれからの考え方など、チームが将来に向けて大きく成長していける、そういった可能性を持っているチームだと感じていました。その中でオファーを頂いて、僕自身も嬉しかったですし、僕の病気に関してもチームに助けられました。(指導の)現場ではないですけど、違う形でチームに少しでも協力することができたらという思いから今回のオファーを受けました」とコメント。
「今年のベースは崩さないというところと新しい監督のシステム、やりたいサッカーにマッチした選手を獲得しなきゃいけない。来季はJという舞台で、本当に大変な戦いになると思っていますし、簡単ではないと思います。それでも、下位に甘んじるというのは考えていないですし、しっかり目標を設定して、そこに入らないといけないと思っているので、そういう部分での準備をやっていきたいです」と強化部長としての意気込みを語った。
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