No.10 MF
新井山 祥智
Syochi NIIYAMA
生年月日:1985 年4月13 日 身長/体重:172cm / 67kg
経 歴:光星学院高校(現:八戸学院光星高校)→八戸大学(現:八戸学院大学)→ヴァンラーレ八戸FC
2007年にチームに加入してから今季で11年目。監督が代わり、何人もの選手が加入しては去り、変化し続けてきたチームだが、そこにはいつも新井山祥智の姿があった。いつ何時もチームの中心としてピッチに立ち続けてきた背番号10は、いつしか、 ”Mr.ヴァンラーレ “と呼ばれるようになっていた。
「当初は構想外の選手だった」
葛野昌宏監督は後に、今季のボランチの構想に新井山が入っていなかったことを明かしている。しかし、「自分の要求に対して応えようと努力してくれたし、実際、それをピッチで体現してくれた。戦術理解もそうだし、頭が良い。何より祥智のストロングポイントである ”動きながら出すパス “、 ”動いている選手の足下にピンポイントで合わせるパス “は上のレベルでも通用する」
その実力を認めさせ、リーグ開幕から間もなくチームの軸となると、以降、スターティングメンバーからその名前が消えることはなかった。
新井山自身も、「チームでやるべきことを第一に優先して、その中で、自分の持ち味をアクセントとして出していければ良いと思ってプレーしていた。シーズン半ばぐらいからそのイメージで、できていた」と、葛野監督のサッカーで最優先となる守備を第一としながら、ボールを持てば、持ち前の視野の広さと正確な長短のパスを武器にゲームメイクを担った。
リーグが終わってみれば全30試合に出場し、J3昇格の立役者となった。
改めて今季の戦いについて聞くと、「今年のプレッシャーは半端じゃなかった! すごかったよ」と、普段あまり感情を表に出さないタイプの彼が、少し口調を強めて話し始める。
「最後はやっぱり結果を求められる。そのプレッシャーはいつもあったけど、いつ外されてもおかしくないという個人的な危機感も持っていたから、そのプレッシャーとも戦っていたね。平常心を装ってはいたけど、平常心ではなかった(笑)」
「でも、そういう危機感や緊張感が逆に良かったのかなとも思う。他にも要因はたくさんあるけど、結果的に、それらの重圧に勝てたことが通算順位3位という結果に繋がっていると思うし」
このように、シーズン中の思いを率直に明かしてくれた新井山。東北社会人2部北リーグから同1部リーグを経て、JFL。
(続く)
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