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2月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.56」から、青森県ゆかりの選手たち『挑戦』の特集から小原由梨愛選手の記事を少しだけ紹介!
2019年03月05日
青森県ゆかりの選手たち『挑戦』
昨年のW杯での柴崎岳の活躍、青森山田高校の高校選手権優勝など、近年、青森県勢の活躍は目を見張るものがある。ここでは、厳しい環境の中で育った青森県出身者。プロの世界へと羽ばたいていった選手たちを紹介する。
小原 由梨愛安息よりもチャレンジの場を求めた理由
なでしこJAPANまで上り詰めた彼女が、第二の故郷を飛び出し2部リーグに活躍の場を移したワケとは。その理由を直撃した。
昨季、在籍10年目を迎えたアルビレックス新潟レディース(以下、アルビレックス)で全試合に出場した小原由梨愛は、シーズン終了後、10代から日々を過ごしたアルビレックスを退団すると共に移籍を発表した。
移籍先はなでしこリーグ2部のニッパツ横浜FCシーガルズ(以下、シーガルズ)。日本海を望む新潟から太平洋を見据える横浜へと居を移した形になる小原がアルビレックスを離れた理由は、 ”新しい挑戦と経験をしたかったから “。
10代から各カテゴリーの代表チームを渡り歩いてきた彼女に、新潟での日々と新しい挑戦への意気込みを聞いてきた。
「アルビレックスはもう実家みたいな場所でした(笑)。だからなんだろう、移籍というか、実家から出てきた感覚なんです」
小原に移籍について尋ねた時に出てきた言葉だ。慣れ親しんだ ”実家 “から横浜へ。この移籍について小原は1つの節目だったと話す。
「誰にでも入学とか卒業、転職っていう節目があるじゃないですか。今回の移籍もまさにそういう節目ですね。節目といえば私、前十字靭帯を2回もやってるんですよ! しかも左右! そういう人生の節目はこれまでにも何度かありましたが、今回の移籍もそうなのかなって」
約10年を過ごした新潟という土地とアルビレックスというチーム環境は、「すごくアットホームな場所だった」という。昨季は全試合出場とバリバリの主力選手ということもあり、移籍する時には引き止めもあったようだが、最終的には移籍を決断。「居心地は良かった分、ちょっとアクセントを加えてもいいのかなと思ったんです」
(続く)
誌面では、記事全文、写真など掲載していますので、ぜひご覧ください!