NEWS&TOPICS
2月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.56」、『全国の舞台に挑戦』の特集から青森県内、東北と勝ち抜き、全国の舞台で躍動したチームの記事を少しだけ紹介!
2019年03月06日
高円宮杯 JFA 第30回全日本U-15サッカー選手権大会
青森山田中学校
準々決勝で延長の末に敗退し、ベスト8となるが、チーム史上最高成績を収める取材/写真/文:森田将義
無冠のままでは終われないベスト16の壁を越え、タイトル獲得へ 2018年12月22~28日、前橋フットボールセンター・前橋総合運動公園(群馬県)、JーGREEN 堺(大阪府) 、味の素フィールド西が丘(東京都)にて、「高円宮杯JFA 第30回全日本Uー15サッカー選手権大会」が行われ、東北第一代表として青森山田中学校(以下、青森山田)が7年連続10回目の出場を果たし、全国の強豪チームと対戦した。
初戦の対戦相手は前年王者のサガン鳥栖Uー15だが、選手に臆する様子は見られない。「5連覇がかかった全中を落として後は高円宮杯しかない。今年は何もタイトルを獲れていないので、高円宮杯で山田中の最高記録(ベスト16)を塗り替えて、初優勝したい」。DF三輪椋平のそんな意気込みを積極的な仕掛けで示すと、3分にはMF小野暉の突破から左CKを獲得。このクロスを三輪が頭で叩き込んだ。以降も高い位置からのプレスを徹底する鳥栖の裏を取り、ロングボールで相手エリアでのプレー時間を増やすと、「相手はリスタートでの失点が多い」(上田大貴監督)との分析を活かし、35分にはMF松木玖生がFKを直接決めて引き離した。後半16分には1点を返されたが、直後の20分にFW藤森颯太の右クロスからFW川口大空がヘディング弾を決めて、3点目をマーク。終了間際にも、藤森がゴールネットを揺らし、4ー1でタイムアップを迎えた。
(続く)
誌面では、記事全文、監督、選手インタビューなど掲載していますので、ぜひご覧ください!