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4月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.57」から第一特集のクラブユースU-15『シーズンファイル』から【千刈FCジュニアユース】を紹介!
2019年05月10日
青森地区
千刈FCジュニアユース
苦戦ばかりした昨季とは違い、今季は『勝負』をテーマに
チームの強みを活かして目標達成を目指す
昨季は3年生がおらず、1、2年生のみでシーズンを戦った千刈FC。上級生を相手にあすなろリーグ2部で残留を決めたことは大きな自信、経験になったことだろう。そして、そこで出た課題をどう修正するかが、今季県クラブユース選手権の勝敗を左右していくはずだ。濱谷一洋監督は昨季をこう振り返る。
「表面的には『勝ちにいこうぜ!』とは言いつつも、3年生がいない分チャンスに捉えて、自分たちのやりたいサッカーはできているのか、個人技術を上げさせたいのでドリブルはできているのか、5メートルくらいのショートパスは正確に出せるのか、3・4人のグループでボールを保持できるのかなど、試しながらやっていた部分もありました。そして、まだまだ個人で剥がしたり、グループでボールを動かすことができていないので、積み上げていかないといけないと感じています。課題としては、ディフェンスの面でスピードと体格差で勝てないところがあったので、それも良い課題として、今季は守備を頑張ろうと取り組んでいます」
チームとして、県クラブユース選手権ベスト8、県クラブユース新人大会ベスト8、あすなろリーグ1部昇格を目標に掲げた千刈FC。5月から始まる県クラブユース選手権に向けて本格的な練習が始まっているかと思いきや、取材日(3月31日)の時点でまだ野外で練習できていない状況。しかし、濱谷監督は悲観していなかった。
(続く)