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6月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.58」から第一特集の【令和元年 高校総体特集】から準優勝の『八戸学院野辺地西高校』を少しだけ紹介!
2019年07月02日
青森山田戦、最大のプランを遂行できず準優勝。
手応えと課題を成長材料に選手権へ
「開始4分で2つ取られたのが今日のゲームの全て」
3年連続となる青森山田との決勝戦をこう振り返った三上晃監督。この言葉通り、開始からの4分間で奪われた2点が勝負を決めた試合だった。
青森山田のパワーとスピードを持った圧倒的なゲームの入りに対して「凌ぎながら相手のスピードに慣れる。そういったところは当然、ミーティングで話をしていました。それでも、1つ2つのミスを逃さずセットプレーやそのこぼれ球からやられてしまいました。そこが青森山田の強さ」と警戒していた立ち上がりの2失点を悔やみつつ相手を称えた。
青森山田のパワーとスピードに慣れつつ失点0の時間をどれだけ伸ばせるか、対青森山田戦の最大のプランを遂行できなかったことで0ー2の結果に繋がった。
ダブルボランチの一角でフル出場を果たしたMF⑥山谷麻尋は「入りの部分でやられないというのは全員が思っていました。でも、気をつけていたつもりでもどこかで(試合に)入り切れていない部分があった。ゴール前であと1歩、2歩寄せられない、そういったところが出たのが失点の場面。自分たちがゲームに入る前にやられた。チームとして対応できていなかったです」と息をつく間もなかった4分間を振り返った。
(続く)