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6月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.58」から第一特集の【令和元年 高校総体特集】から3位の『八戸学院光星高校』を少しだけ紹介!
2019年07月02日
過去10回の優勝を誇る八戸市の強豪・光星
3位で終えた今大会の戦いぶりを振り返り、彼らの足跡を辿る
令和元年の記念すべき高校総体は今年度で72回目。過去10回の優勝を誇る八戸市の強豪・光星は、今回3位で大会を終えた。激闘となった準決勝、野辺地西との決戦を含めて、今大会の戦いぶりを振り返りながら彼らの足跡を辿る。
1回戦をシードでパスした光星は2回戦からの登場。対戦相手は同じく強豪の三本木。試合は2ー1で勝利したものの内容は乏しく、初戦から消耗を強いられた。しかし対八戸北戦では3ー0の完勝。1点を先制したあとの追加点がなかなか取れずに安心できない展開が続いたものの、結果的にここで勢いをつけることに成功。
準々決勝では青森東の固い守備を前に焦ることなく試合のペースを握り、後半15分に途中出場の1年生MF㉗久米田泰我の強烈なミドルシュートで先制。その8分後にはFW⑩宇部大樹のドリブル突破から追加点を奪い、2ー0で青森東に勝利を収めた。
そして準決勝。兄弟校としてしのぎを削る野辺地西との試合を迎えた。
光星はDF④山美颯人とDF⑭小島裕介の両センターバックを中心にロングボールで相手陣内左右のコーナーフラッグ付近で混戦を意図的に作り、セカンドボールを拾ってからの速攻でゴールに迫ろうとする。また同時に、MF⑥水口大都の長短自在なパスと機を見たドリブルもアクセントとして機能。多彩な配球を織り交ぜて、野辺地西の守備陣を揺さぶろうと試みる。
(続く)