NEWS&TOPICS
8月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.59」から、青森山田高校が参戦している高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEASTの記事を少しだけ紹介!
2019年09月10日
高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST
青森山田高校 10戦無敗で首位独走
今季開幕から無敗で首位を独走する青森山田高校。中断期間明けの第7節、アウェイで清水エスパルスユースに勝利すると、その後のホーム3連戦でも相手を圧倒し連勝。昨年も終盤まで無敗だったが、勝ち切れず勝点1を分け合う試合も多かった。今年はここまで引き分けは2試合のみ。競った試合をものにする勝負強さとリーグ最少失点・最多得点で、青森山田は3年ぶりの優勝へと快進撃を続けている。
(続く)
AOMORI GOAL VOL.59では、攻守のキーマンであるMF古宿理久、第9節で2得点の活躍を見せた後藤健太、そしてチーム2位の5得点を挙げているFW田中翔太の3人をピックアップ。関東出身の彼らが遠く離れた青森山田を選択した理由、成長した部分や目標を聞いた。
No.6 MF 3年生 古宿 理久
前所属:横浜FCジュニアユース
「3年目に入ってミスも減りましたし、自信もつきました。最後まで走り切れる体力もついていますし、あとはチームを鼓舞するところだったり、個人というよりもチームのことを優先に考えてやっています」と語った古宿は、今季ここまで全試合にフル出場。インターハイでは大会優秀選手に選出されるなどその活躍はめざましく、先月20日にはJ2横浜FCへの来季入団内定が発表された。
No.11 MF 3年生 後藤 健太
前所属:FC東京U-15
「去年とはチームの特徴が違っているので、自分たちのスタイルに自信を持って、あまりプレッシャーを感じ過ぎないようにしたい」と話した後藤。「シーズンが始まる前、今年は残留が目標だと言われました。それで選手一人ひとりに火がついて、やらなきゃいけないなとそれぞれが思ったので、チームとしてしっかり勝ち切ること、強いチームワークが徐々に生まれてきていると思います」
目標としていた三冠は成らなかったが、「いつもサポートしてくれている親に、結果で恩返ししたい」という願いを胸に、プレミアリーグ、そして最後の集大成となる選手権での優勝を目指す。
No.9 FW 3年生 田中 翔太
前所属:エクサス松戸SC
「冬は雪が多くて、全然違うなと思いました。でも雪中で強くなる部分もあると思うので、(青森山田に来て)良かったです」と話す千葉県出身の田中。同じ9番を付けているポーランド代表のFWレヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)のようなプレーを目指しているという。「プロになりたいという大きい夢はありますが、今の状況では絶対なれないので、自分の力をもっと付けて、まずはチームのために試合に出られるようになりたいです」
途中出場の限られた時間でもチームを勢いづけるプレーを見せる。インターハイでは3試合で3得点、プレミアリーグでもここまで5得点を挙げている田中の得点力に今後も期待したい。