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2月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.62」から第98回全国高校サッカー選手権大会で準優勝となった青森山田高校『激闘の記憶』から武田英寿の記事を少しだけ紹介!
2020年02月27日
輝いた男たち HERO`s STORY
武田 英寿
違いを生み出すレフティ立ち上げ当初は「最弱」とも評されたチームを牽引し、高円宮杯優勝、選手権準優勝へと導いたキャプテン。抜群のサッカーセンスを持ちながら、試合に出られない苦しさも味わった。
逆境にも諦めることなく強い意志で這い上がってきた男は今、次なる舞台へと旅立つ。
青森山田高校が2度目の優勝を果たした昨年度の全国高校選手権で、先発メンバー中唯一の2年生だった背番号7の武田英寿。1年後、彼はエースナンバーの10番を背負い、キャプテンとして再びこの舞台に立った。
前年度王者として開会式で優勝旗を返還した武田はその後、初戦となる2回戦から早くもめざましい活躍を見せる。後半開始早々に相手DFのミスを見逃さず素早く前線へとドリブルで駆け上がりGKとの1対1を落ち着いて決めると、60分には左足から繰り出す正確無比なFKからゴールを演出。試合終了直前にもPKを冷静に決めてみせた。その後の試合でも堂々たるプレーでチームを牽引し、快進撃を支えた武田は、2年連続となる決勝戦を迎える。前半33分、スルーパスに抜け出した武田が一直線にゴールへ迫ると、止めようとしたGKがたまらずファウル。これで得たPKを自ら冷静にゴール右隅に突き刺して2ー0とし、前半で早くも連覇を手繰り寄せたかに思えた。
しかし、その後に待っていたのは、2点リードから追い上げられたのちに突き放した1か月前のプレミアリーグファイナルとは異なる結末だった。表彰式で武田は、昨年、そして1か月前に自分たちがいたはずの場所を、溢れる涙と共に見上げた。
「優勝できず、すごく悔しい気持ちはありますが、この仲間と最後まで戦えて、今は本当に良かったなと思います」
普段であればしないようなゴールパフォーマンスも飛び出すほど、「本当に楽しかった」と武田が振り返った高校最後の選手権は、共に切磋琢磨してきた仲間たちと戦った、最後にして最高の舞台だった。
(続く)
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