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2月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.62」から全国の舞台に挑戦した、八戸学院大学女子サッカー部の記事を少しだけ紹介!
2020年03月05日
第28回全日本大学女子サッカー選手権大会
八戸学院大学女子サッカー部
【日本一のレベルを痛感。この経験を活かすために再スタートを切る】 第16回全日本女子フットサル選手権で3位の好成績を残し、満を持して、悲願の第28回全日本大学女子サッカー選手権大会(以下、インカレ)での初勝利を目指した八戸学院大学女子サッカー部。歴代でも随一のチーム力を誇ったチームの対戦相手に決まったのが、現大学女子サッカー界の女王・日本体育大学だった。
インカレ最多優勝回数を誇り、ユニバーシアード代表/なでしこジャパンに数多くの選手を送り出してきた日本屈指の名門に対し、充実の戦力を持って挑もうとした八戸学院大学だったが、結果的には0ー5で敗戦。
昨年の12月24日の対戦を前に、怪我人が出た影響で選手の入れ替えを敢行。畑中孝太監督は「この影響で想定していたプランが崩れた部分はあります。それは痛かったですね」と試合を振り返る。
試合は、無失点で後半を迎えるという八戸学院の当初のプランがうまく進行しつつあったが、前半33分に一瞬の隙を突かれ失点。反撃を試みた後半は、前に出た分できたスペースを利用され失点が重なってしまった。
敗戦について畑中監督は「日本一のチームでした。本当に強かった。でも、この日体大にベレーザは大差をつけて勝ってしまったりするんだから、すごい世界だなと思います」と、日本女子サッカーの層の厚さをその身を持って実感したよう。また、「我々にとっての決勝戦だなと思いました。これは面白いんじゃないかと、そう発破をかけて送り出しました」と試合直前の様子をそう話す。日体大も初戦ということもあり、ほぼレギュラークラスでスターティングメンバーを組んでいたようで、「色々と段違いでした。だから来季に向けて、良い経験になったんじゃないかと思っています」とのこと。
そこで気になる来季の編成だが、ここ数年チームの背骨であるセンターラインを担ってきた4年生のDF成田華奈、MF笠井美里、GK横濱菜奈の引退は、少なくない影響をチームに与えそうだ。
(続く)
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