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2月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.62」昨シーズン、クラブ史上初、また、青森県初となる東北フットサルリーグ1部を制したイタチカ八戸の記事を少しだけ紹介!
2020年03月10日
イタチカ八戸
【チーム立ち上げメンバーが語る、優勝、そして、これまでの想い】
昨シーズン、クラブ史上初めて東北フットサルリーグを制したイタチカ八戸。
チームの創設から長年かけて手にした待望のタイトルに、チームの関係者一同は大いに湧いた。そんなチームの創設から現在に至るまで携わってきた清水浩介、山内元一、加賀崇道の3選手に、2月半ばに行われた地域チャンピオンズリーグを前に話を聞いた。
まずはリーグ優勝を決めた時について改めて聞かせてください。清水 優勝した瞬間はあまり実感がありませんでした。もう全国で戦う準備のことを考えていたから、それで頭がいっぱいで。優勝した試合の後にみんなが胴上げもしてくれて、それに感動しつつ、宙に舞いながら「どうすっかなあ…」って(笑)。
山内 自分はリーグに参戦した最初のシーズンのことを思い出したね。リーグ戦全敗だったからね。他にも色んなことが頭の中に思い浮かんで、「やっと優勝したな」と思いました。勝点0で終わった最初のシーズンを考えると嬉しかったです。あとは現役のうちに優勝することができて良かったなと思いました(笑)。
加賀 泣きましたね。泣くつもりがなかったのに! ゲンさん(山内)と同じく10数年やってきて、やっとという感じです。シーズンの初めには優勝できるとは思ってなかったです。優勝した時は、これまでの苦しさが報われたと感じました。
加賀さんが優勝できるとは思ってなかったということでしたが、お二人はどうですか?清水 毎年優勝するつもりで臨んでいますよ。しかし、実際どうなるかは分からない。
山内 最初から優勝できるというイメージはなくて、1試合1試合を大事に戦っていこうと思っていて、それを毎回繰り返していたら、首位にいたという感じかな。
清水 今年はそこがブレなかったよね。とにかく「目の前のことを頑張ろう」とみんなが思っていました。
山内 負けた試合もありましたが、そこで崩れなかった。過去を振り返ると、負けをきっかけにその後も負け続けることがありましたが、今年はそれがなかったです。
3人はチームの立ち上げからのメンバーですが、優勝したことを誰に一番伝えたかったですか?清水 たくさんいますけど、やはり八戸ペンギンFC(イタチカの前身のサッカーチーム。八戸市サッカーリーグを10連覇するなど強豪で歴史があるチーム。イタチカができたことで解散となった)のメンバーですね。イタチカができたことで、ある意味サッカーができる場所を奪ってしまいましたから。話し合いで解散はしましたけど、どこかで納得できていない人もいたんだろうなと今も感じていて…。しかも、ペンギンFCのメンバーたちにこれまで良い報告ができていませんでしたから。
実際に報告できたときはどうでしたか?清水 喜んでくれました。顔を見たらすぐに分かりました。喜んでくれているなと。全員に直接伝えられたわけではありませんが。それで気持ちが少し楽になりましたね。
(続く)
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