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8月25日発売の最新号「AOMORI GOAL VOL.65」。青森ゴールが行く!!チーム取材、『青森県サッカー界に大きな功績を残した「名門」・五戸高校サッカー部』の記事を少しだけ紹介!

2020年09月03日
青森ゴールが行く!!チーム取材

青森県サッカー界に大きな功績を残した「名門」

五戸高校サッカー部








青森県サッカー界に多大なる功績を残してきた五戸高校。その歴史を紐解くと共に、最後の大会に挑む現チーム、「サッカーの町・五戸」を背負い、最後の選手権に臨む選手たちを追った。




五戸町にサッカーが浸透

 「サッカーの町」として知られる五戸町だが、かつては野球が盛んだった。いまではその時代を知る人も少ないため、このことはあまり語られていない。しかし、読売ジャイアンツなどに所属した元プロ野球選手で、1956年に投手として最多勝利を獲得した三浦方義も、この五戸で育っている。プロの世界で個人タイトルに輝くほどの野球選手が、五戸から巣立っていたのだ。

 では、いつから五戸は「サッカーの町」と呼ばれるようになったのか。 その発端は、奇しくも三浦が最多勝利投手に輝いた1956年に、江渡達男が五戸中学校のサッカー部創設に働きかけたことにある。

 「うちの親父は規格外だった」

 笑いながらそう話すのは、江渡達男の次男である金澤政男。自身もかつて五戸高校サッカー部に所属し、ボールを追いかけて汗を流したOBだ。
 彼の父はサッカーに熱心だった。東京農業大学サッカー部を経て五戸に居を構えた江渡は、当時、いまも五戸高校の隣に立つりんご試験場で働いていた。彼は愛するサッカーの普及のために、五戸中学校のサッカー部創設に関わった翌年の1957年に、職場のすぐ隣にあった五戸高校でもサッカー部創設に動いた。







そうして創部された五戸高校サッカー部。その初代監督を務めた川崎富康は、サッカーに関しては就任当初は素人だった。しかし、人徳のある彼のもとには、選手の父兄や地元の人間が集い、町ぐるみで選手たちを指導したという。そうして巣立っていったOBが母校をサポートするようになり、そのOBの指導を受けた選手たちがまた下の代を支えて…と、この関係が積み重なることで伝統が生まれ、五戸は県内でも有数のサッカーどころに発展していく。 またこの過程と並行して、県外に遠征し全国のレベルを知った選手たちが、より高いところを目標にしたことでメキメキと力をつけ、いつしか五戸高校は県内では負け知らずになっていった。

 創部から7年後の1963年に、全国高校サッカー選手権大会に初出場を果たすと、その後も継続して全国を経験。のちの黄金期の礎を築くことになる。 毎日通う職場の隣で、創部当初からサッカーボールが行き交う光景を見ていた江渡達男は、どのような心境でそれを見ていたのだろうか。五戸ではいまも毎年「江渡達男杯」が行われ、その名が受け継がれている。




歴史・閉校の便り


 そうして始まった「サッカーの町」五戸の歴史がピークを迎えたのが、手倉森誠と手倉森浩の ”手倉森兄弟 “や三浦豊(現:五戸高校監督)を擁して、選手権ベスト8に躍進した1985年のこと。12回目の全国大会出場にして、初めて2回戦の壁を破ったチームは、いまも語り草になっている。







 当時は部員が町を歩くだけで、「ちゃんと練習してんのか! と説教された」と話すのは、当時のキャプテンだった手倉森誠。その時どれだけ五戸高校サッカー部が注目されていたのかが分かるエピソードだ。 選手権出場14回、全国高校総体出場11回のほとんどは、この時までに達成されたもの。平成元年の出場を最後に選手権本大会の舞台から遠ざかって久しいが、その理由について手倉森誠はこう話す。

(続く)


誌面では、記事全文、写真、選手名簿などを掲載していますので、ぜひご覧ください!

※写真は提供されたものです。



現キャプテンの榎本叶翔。





センターバックで守備の要、佐々木勇心。





現在は青森工業高校の監督を務める石村英俊。





手倉森 誠
Teguramori Makoto
V・ファーレン長崎(J2) 監督





手倉森 浩
Teguramori Hiroshi
JFAナショナルトレセン東北地域統括ユースダイレクター





下平 隆宏
Shimotaira Takahiro
横浜FC(J1) 監督





古川 毅
Furukawa Tsuyoshi
横浜FC(J1) トップチームコーチ






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