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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.68」から高校選手権で準優勝となった青森山田高校の『内田陽介』を少しだけ紹介!
2021年02月28日
チームのロングスローワーとして3アシスト。足でも3アシストを記録。
内田 陽介
うちだ ようすけ 埼玉県出身
2002年8月20日生まれ 169cm / 69kg
「笛が鳴った瞬間は頭が真っ白になって、もう引退かぁって。涙が出て、何も考えらなくなりました」
決勝戦の心境をそのように語った内田は、昨年の選手権でも2年生ながら決勝の舞台に立っていた。連覇を目指して挑んだが、表彰台の下から優勝チームの喜ぶ姿を見ることとなった。今年こそは「王座奪還」、さらには「3冠」と目標を掲げて新チームがスタートするも、コロナ禍で次々と大会が中止になるなど、思い描いていた青写真とは全く異なるシーズンとなったことだろう。「大人ですらモチベーションを保つのが難しい状況なのに、選手たちは本当によくやってくれた」と黒田監督は選手たちを称賛したが、当の選手たちはどのようにモチベーションを保っていたのか。「スーパープリンスリーグが開催されたので、優勝を目標にしてやっていました。選手権が開催されるか分からない時期もありましたが、可能性を信じていました。そして、チームが一丸となって選手権で優勝することを目指してやってこられたことが、モチベーションを保つことにつながったと思います」
そうして開催された今大会で、内田のロングスローは「神の手」と称された。青森山田の戦術に組み込まれて久しいロングスローだが、近年は継続して対戦相手の驚異になり続けてきた。
(続く)
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