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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.68」から高校選手権で準優勝となった青森山田高校の『タビナス・ポール・ビスマルク』を少しだけ紹介!
2021年02月28日
左サイドバックとして全試合出場。準々決勝では先制点を挙げ、ゴールラッシュの口火を切った
タビナス・ポール・ビスマルク
たびなす ぽーる びすまるく 東京都出身
2002年7月5日生まれ 186cm / 75kg
「絶対に優勝して帰ろう」と誓って挑んだ、青森山田高校での最後の選手権。夢は叶わず準優勝に終わったが、「大会を通じて、勝ち上がって行けば行くほど仲間との友情も深められ、楽しかったので悔いはないです」。決勝を終えて数日経ち、タビナス・ポール・ビスマルクはそう今大会を振り返った。
左サイドバックで定位置を掴んだ今季、その高い身体能力を存分に生かし、空中戦で抜群の強さを発揮。トップスピードで果敢に上下動を繰り返し、攻守にわたりチームの勝利に貢献した。今大会でも全試合に先発出場し、終盤で退いた初戦を除く4試合でフル出場。準々決勝の堀越戦ではセットプレーから先制点を叩き出した。
優勝候補という前評判通りに勝ち上がり、迎えた山梨学院との決勝戦。勝敗を分けたものは何だったのか。
「相手は決める所でしっかりと決めてきたのに、自分たちは決めるべき所で決められなかった。そこが多分敗因だったと思います」
自身もこの試合で計3本のシュートを放つも、ゴールに結びつけることはできなかった。この悔しさを胸に、タビナスはJリーグという次のステージへと羽ばたく。
(続く)
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