NEWS&TOPICS
2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.68」から高校選手権で準優勝となった青森山田高校の『小原由敬』を少しだけ紹介!
2021年03月03日
全試合に出場し左サイドからゲームを作った。来年度に期待がかかる世代別代表候補
おばら よしたか
東京都出身
2004年1月20日生まれ 173cm / 70kg
ドリブルからの気の利いたパス、カウンター時のポジショニングの妙、ワンタッチで相手の意表を突くアイデアなど、攻撃において様々な技能を併せ持つアタッカーだ。スーパープリンスリーグではチーム2位(松木と同率)の5得点を記録。ドリブルで切れ込んで、またはパス交換からシュートを放ち、自らゴールを決められるだけの型も持っている。今季は怪我や病気に苦しんだ時期もあったが、得点力とアシスト力を兼備したアタッカーとして、名門の左サイドを担った。
結果的に全試合に先発。選手権・初戦の広島皆実戦では、先制点につながる素晴らしい球質のパスを裏に抜ける内田陽介に届け、その技量の粋を見せつけた。初戦特有の緊張感もあって、広島皆実の固い守備をなかなか突き崩すことができず、このままズルズルと時間だけが経っていく…。という展開も予想できただけに、まさに値千金のパスだった。
加えて守備でも貢献したが、アタッカーとしては寂しい無得点に終わったこともあり、「1得点もとれず、力のなさを痛感した大会でした。自分が仕掛けられていたなら、絶対に結果は変わったと思います」と決勝後に話している。
(続く)
誌面では、記事全文、選手紹介、インタビューなどを掲載していますので、ぜひご覧ください!