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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.68」から高校選手権で準優勝となった青森山田高校の『内間隼介』を少しだけ紹介!
2021年03月05日
全試合左サイドハーフで途中出場を果たし、攻撃を活性化
うちま しゅんすけ
大阪府出身
2002年6月14日生まれ 172cm / 69kg
昨シーズン、コロナ禍で各チームの強化計画に支障が出たのは言うまでもない。青森山田もその煽りを受けたが、それでも青森山田が常勝たり得たのは、トップとセカンドが同居したスーパープリンスリーグの存在が大きかった。ここで両チームはグループAとBを戦い抜き、史上初の同門決勝を実現。このときは結果的に2ー0でトップチームが勝利したものの、特に球際ではセカンドチームの勢いが勝るなど、単純な点差ではうかがえないほどの激戦だった。
このセカンドチームをキャプテンとして牽引したのが内間だ。彼はこの決戦について「自信に繋がりました」と当時を振り返る。そしてこの後、選手権の県予選決勝では交代直後にダメ押しの3点目を記録。その活躍も認められて、選手権でメンバー入りを果たした。スタメン出場こそなかったが、全試合に途中出場。消耗が激しい両サイドのスタメンを支え、試合を活性化させる役目を遂行した。
敗戦となった決勝戦の敗因について「いつも通りの自分たちではなかったのが一番の理由だと思います」と分析。先制される経験が、昨シーズンは選手権が開催されるまでなかったこともあり、先を行かれる緊張感に対処できなかった点もあったという。試合直後は負けた実感がなかったが、表彰式で山梨学院の選手たちが喜んでいる姿を見て、悔しさがこみあげてきたのだという。
(続く)
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