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2月25日に発売した最新号「AOMORI GOAL VOL.68」から高校選手権で準優勝となった青森山田高校の『藤森颯太』を少しだけ紹介!
2021年03月05日
全試合に途中出場し、2アシストを記録。果敢にサイドを突破し、チャンスを作った
ふじもり そうた
青森県むつ市出身
2003年7月17日生まれ 173cm / 70kg
切れ味の鋭いドリブルと勇猛果敢な積極性を併せ持つアタッカーで、今大会では途中出場の起爆剤としての役割を担った藤森颯太。準決勝では相手の心を折る5点目、決勝では逆転弾をアシスト。そのほか多くの決定機を演出しながら、青森山田におけるサイドプレーヤーの重要タスクの守備でも貢献。途中出場ながら多大な存在感を各試合で見せた。
新チームが立ち上がった時、藤森はトップチームのスタメンに名を連ねていたが、夏場に怪我で離脱。復帰後、彼の場所はセカンドチームとなっていた。このときの苦境については本人も認めており、「怪我などで離脱しいくうちにポジションがなくなっていき、モチベーションも上がり切らない状況でした」と話す。
それでも這い上がってこられたのは、やはり選手権という大きな目標があったからだ。「3年生に今まで色々お世話になった感謝の気持ちがあり、恩返しという想いを胸に戦いました」というのは本人の言葉。スタメン落ちを経験したあと、自分の得意なプレーを改めて把握し、これを青森山田でどう活かすことができるのか。加えて強化しなければいけない点はどこなのかと考え、運動量や当たり負けしない体を作るためにフィジカルトレーニングに力を入れた。
(続く)
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